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TH「急に、ヌナが」
JM「うん…」
目の前のジミナは心配そうな顔して、僕の話を聞いてくれる。
TH「もう、会えないって…」
JM「は？」
TH「忘れてって…どういう意味かなぁ」
JM「テヒョンア…」
TH「何か…僕が、嫌な事しちゃったのかも」
もう会えないとか、忘れてって…つまり別れたいって事なのだろうか。
僕が彼女を傷つけてしまったのなら、謝りたい。直接ヌナの顔を見て。こんな風にジウさんが連絡取り次ぐんじゃ無くて。
そもそも何が起きてこんな事になってるのかさえ今は分からない。
最後に会ったあの日。
今思い返しても、二人の間には確かに甘くて穏やかな空気が流れていた。僕の誘いにヌナも少し乗ってくれて。帰る時も、いつも通りのヌナで。
あ…いつも通りじゃない事もあった。
別れ際、ヌナの方から名残惜しそうに僕を抱き締めてくれた。あの恥ずかしがり屋のヌナが…自分から。
あとは…その直前に言われた言葉が今となっては違う意味だったんじゃないかと思える。あの時はてっきり恥ずかしがってそう言ったのかと僕は思ったけど。もしかして、違ったんじゃないかって。あの時既にヌナはもう別れを決めてたの？
“あの…今日の事は、早めに忘れてね…”
ヌナはどんな顔してた？
どんな気持ちで言ってた？
そればっかりさっきから頭に浮かんでは、消えて。
知りたい、けど知りたくない…。
ヌナの気持ちが。
JM「…いくらなんでも勝手すぎるよ」
TH「ジミナ…」
JM「たとえテヒョンアが嫌な事しちゃってヌナがその結果別れたいと思っても、謝るチャンスくらいくれるべきじゃないの？ 付き合ってるんだよ、二人は」
ジミナは僕の親友だから。
僕が弱った時はとことん優しいね。
JM「それにどうしてマネージャーさん経由で伝えて、自分で直接言わないのさ。僕ヌナがこういう事をするの、腑に落ちないんだけど。なんかヌナらしくないよね…」
それは僕も思ってる。
こんな別れ方をヌナが本当にするのだろうか。僕の知ってるヌナとは別人みたいで。
でも、僕はヌナの事をどれくらい知ってると言えるのか。
知っている“つもり”だったのかも…。
JM「ちゃんと確かめようよヌナ本人に」
TH「…うん」
ヌナと話し合った結果別れる事になったとしても。
ちゃんと彼女の言葉で伝えてもらいたい…それが僕の気持ち。
もう一度ジウさんに電話してなんとかヌナと会えるチャンスを掴んだ。
二週間後、僕たちの事務所で。
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りさ(プロフ) - yu-さん» 勿論です😊読み返ししてくださってるんですね、ありがたいです😭✨また次の作品の準備してますので気長にお待ちくださいね💜 (2022年6月16日 7時) (
レス) id: e7061fbc4e (このIDを非表示/違反報告)
yu-(プロフ) - 覚えていてくださり嬉しいです🥺♡感謝の気持ちでいっぱいです😊キミエンもヨンタンのお話も大好きです💜こっそり読み返しています🥰バンタンとりささんの新しいステージ、心から応援しています🙏🌷 (2022年6月15日 22時) (レス) id: 4dff4cf25e (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - yu-さん» yuさんいつもコメありがとうございます☺️無事完結いたしました〜！yuさんのコメから着想を得たので、感謝感謝です。ずっと応援しましょう🌈✨そしてテテの現代劇？期待しましょう😁💜 (2022年6月15日 20時) (レス) id: e7061fbc4e (このIDを非表示/違反報告)
yu-(プロフ) - りささん💓完結おめでとうございます💐本当にテテに演じて頂きたい🥺素敵なお話、あとがきをありがとうございました✨次回も楽しみにしています☺️これからも彼らの健康と幸せを願い、ずっと応援します🌈 (2022年6月15日 15時) (レス) @page37 id: 4dff4cf25e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りさ | 作成日時：2021年10月3日 18時
