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嫌な汗が額や背中に流れそう
胃から何かが逆流するみたいな感覚も襲ってきて
喉の辺りもギューっと締め付けられて苦しい。
ヨンタンを抱いてる腕も震えてきてしまって…落とさないようにするので精一杯だ。
こちらに向かってくるカレはまだ私に気が付いてないみたいだけど…このままじゃ間違いなく顔を合わせてしまう。
「…Aさん？」
『あ、』
その時、誰かが不意に背後から私の顔を覗き込んだ。
『…ジョングクさ、ん』
ドラマ撮影の前に挨拶をしたきり一緒のシーンが無かったジョングクさんだった。
JK「…大丈夫ですか？Aさん物凄く顔色悪いです」
『……あ、平気で
そうは言ったものの、もうこの場に立っているのすらやっとだった私はフラッと後ろに倒れそうになった。
JK「わ、危ないです！とりあえずこっちに…」
そう言ってジョングクさんは私の肩を遠慮がちに優しく受け止め、カレから遠ざかる様に元々居たスタジオの方まで導いてくれた。
ジョングクさんに促されてなんとか自力で歩いていくと、スタジオ前にあるベンチに一緒に座ってくれる。…部外者のカレはここまでは来れないし、もう大丈夫だろう。
緊張から解放された瞬間、自分が大量の汗をかいていることに気がついた。
JK「とりあえず、これで良ければ使ってください」
『あ、ありがとう…ございます』
ジョングクさんから手渡されたのはピンクのウサギが付いたタオルハンカチで。ちょっと彼のイメージとは違うけど可愛らしいもの好きなんだな、と思っていると
JK「あ、これは…僕達の考えたキャラクターで。ちなみにこのウサギは僕の考えたCOOKYって言うキャラクターなんですけど」
何かを取り繕う様に
『ふふっ』
目の前で一生懸命に話すジョングクさんを見ていたら、さっきまでの怖さや震えはもう無くなっていて。思わず笑みが溢れてしまう程だった。
JK「…良かった、だいぶ落ち着いたみたいですね。“あの人”を見てAさん、震えてたから」
ジョングクさんは気がついていたのか。
私がカレを見て動けなくなっていた事に。
それで、あの場から連れ出してくれたんだ。
『…助かりました、本当に』
JK「余計な事だったら、すみませんでした…」
『余計な事なんかじゃないです！』
.
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りさ(プロフ) - yukaさん» お返事遅くなりごめんなさい！私もテテ大好きです(^^)大変お待たせ致しましたが続きアップしましたので、良かったらお楽しみください！ (2022年5月11日 16時) (
レス) id: e7061fbc4e (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - すごく良いお話(*^^*)終始ドキドキでした！テテ大好きなので幸せでした〜！またテテのお話読みたいです＼(^o^)／これからも頑張ってください！楽しみにしています。 (2021年10月13日 8時) (レス) id: 9612071eda (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - yu-さん» 現実には無理だけど、ここなら出来る！って思って作っちゃいました〜(^^)(今日も今日とてオンマ業もほどほどにがんばりましょ〜！)すまっしゅ辺りでも良いですね！ (2021年10月8日 17時) (レス) id: e7061fbc4e (このIDを非表示/違反報告)
yu-(プロフ) - えっ!!わ~このお話も本人でドラマ化希望だわぁって思って6話で思ったんです、どぉしょめっちゃ嬉しい（ ; ; ）早く家事してベッドで続き読みます♪（オンマ業務がんばりましょ!）テテにヨンタンとドラマ出ませんか?ってメッセ入れたいです^^ (2021年10月6日 19時) (レス) id: 4dff4cf25e (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - yu-さん» yuさんまたまたコメいただけて嬉しいです！この新作実はyuさんのコメから発想を得ました(^^)30代オンマ一緒です！笑 是非お待ちしてまーす！ (2021年10月6日 18時) (レス) id: e7061fbc4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りさ | 作成日時：2021年9月13日 8時
