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あまりの衝撃的事実に、事務所からどうやって宿舎まで帰ったのか記憶に無い。
でも、気が付いたら
あどけない表情で眠るアリンちゃんの顔を眺めていた。
アリン「ん………アッパァ……もっと、ちょーだい…」
JK「ふっ……どんな夢見てるんだよ」
思わず吹き出しそうになったけど、
ヒョン達には
実の親子である事は言わなかった。
当事者の僕でさえ、まだ受け止められてないのに…
余計な心配を掛けて、心労を増やしたく無かった。
母親の方を探す、と言ったPD。
アリンちゃんのオモニ…
いったいアリンちゃんを置いて
何処に行ってしまったのか…。
考えても考えても、何も良い策は思いつかないし
不安が次から次へと押し寄せそうだったから…
PDの言葉を僕も信じて
今は横で眠るアリンちゃんの笑顔を
一つでも多く守ろう…と
密かに決意した。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
JK「着替えヨシ！」
JM「水筒もヨシ！」
YG「おやつ入れといたからな〜」
NJ「ホソガ、自由画帳はどこだ？」
HS「もう僕が入れといたよ！」
JN「さぁそろそろ行くぞー」
TH「アリナ〜行くよ〜！」
アリン「待って〜！テヒョンオッパ、アッパお手て、ハイ！」
メンバー総出で騒がしくアリンの荷物を準備して、戸締りしてから宿舎を出る。
テヒョンイヒョンと僕の手を握って
ホソギヒョンから貰ったお気に入りのカラフルなウサギさんリュックを背負ったアリンは
その小さな右手をテヒョンイヒョン、左手を僕と繋いでご機嫌だ。
送迎車にもアリン用のチャイルドシートを付けてもらっているので、そこにちょこんと座った。
アリンが現れた日から、2ヶ月と少し経った。
PDからの良い知らせはまだ無いものの、時間だけは刻々と過ぎて行く。
今日はコンサートの立ち位置や舞台装置の試運転、デザインの確認などをする日で。
メンバー全員が赴く必要がある為、やむを得ず初めて仕事場へアリンも連れて行く事になった。
ナムジュニヒョンの提案で、周りの人達には
アリンは僕の兄の子ども、つまり姪っ子で
海外赴任中の兄夫婦の代わりに暫く預かる事になった…というシナリオでいくことにした。
僕の事をアッパと呼ぶのは、アリンが寂しく無い様に僕とそっくりな兄の親代わりとして世話しているから…という最もらしい理由を付けて。
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りさ(プロフ) - 休日.997さん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけている様で嬉しいです(^^)すごいところで止まってますね…笑 ここからラストまで駆け抜けますので引き続き良かったら読んでください！更新頑張ります(^^) (2021年9月17日 7時) (
レス) id: e7061fbc4e (このIDを非表示/違反報告)
休日.997(プロフ) - いつもすごく楽しませて頂いてます！！これからも更新大変かと思いますが、頑張ってください！アリンちゃんを助けようとしたオンニが心配です...（涙） (2021年9月16日 18時) (レス) id: 5ee4f4580f (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - しゅなさん» しゅなさんコメントありがとうございます！楽しんでもらえているみたいでうれしいです(^^)褒めすぎないでくださいね、調子こいちゃいますので…！笑 (2021年9月14日 23時) (レス) id: e7061fbc4e (このIDを非表示/違反報告)
しゅな - ヤバいです、めちゃくちゃ面白いです。主さん天才ですか？え、天才ですよね？それとも神ですか？ (2021年9月14日 21時) (レス) id: 5f9ecc3d1c (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - yu-さん» yuさんコメントありがとうございます！またまたコメを頂けてとても嬉しいです(^^)これからの展開も楽しんでもらえますように！Twitterアカ作って下さるんですね？！鍵付で読み垢って自己紹介に書いてあれば直ぐにフォロリク承認しますね！ (2021年9月13日 17時) (レス) id: e7061fbc4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りさ | 作成日時：2021年9月8日 7時
