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【TH side】
眩い光に目を瞑った後、膝に感じるさっきまでとは違った重み。
すぅ…すぅ…と規則正しく聴こえて来る息遣い。
僕の膝の上には、タナの代わりに気持ち良さそうに眠る女の子。
膝枕で首痛くならないかな？ってちょっと心配になるけど、そんな事は気にならない様子で気持ち良さそうに眠り始めた。
「髪…サラサラなんだね」
さっきまで撫でていたタナのモフモフな毛とは違う彼女の髪。
明る過ぎない落ち着いたブラウンの髪に指を通してみると、サラサラと何本か彼女の顔に掛かった。
いつも閉じてる瞳はどんな色なのかな？
眠る姿しか見た事の無い彼女の
瞳や
話し声
笑った顔は
どんな感じなのか…
日に日に彼女の事が気になって仕方なくなっていく。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
「よっと…」
『ん〜…』
一度眠るとなかなか起きない彼女を抱き抱えて寝室のベッドの上に優しく降ろす。
そして隣に並ぶ様に横になり、気持ち良さそうに眠る彼女を見てから
その小さな身体を背中からそっと包み込む。
あったかいな…
なんて。
誰かとくっついて眠るなんて、メンバーと宿舎で暮らしてた頃以来かもしれないから
妙に懐かしく感じたりして。
だって今となっては…
もうジョングガはゴツゴツして抱き心地悪いし
ジミナには容赦無く蹴っ飛ばされるだろうし。
「…ふふっ」
そう思うと目の前の彼女が不思議で貴重な存在に感じて
ぎゅっと彼女を抱き締め直して、僕も眠りについた。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
「あ〜…やっぱり僕が来て良かったよ」
ん…？呆れたようなこの声は…
TH「…ジミナ？おはよ…」
JM「ちょっと！おはよ…じゃないよ！！」
騒々しさに完全に目を覚ますと、何故かプンスカ怒っているジミナが居た。
JM「今日16時にマネヒョンの迎えが来るって言ってたでしょ？」
TH「あー…そっか、つい寝ちゃった」
JM「そう、しかも彼女と抱き合ってね」
マネヒョンじゃなくて良かったでしょ？
って、僕の横を指さすジミナの目線の先には未だ眠っている彼女。
僕らの話し声にも起きる気配無しで。
気持ち良さそうに寝返りを打った。
.
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りさ(プロフ) - 千絵さん» 千絵さんコメントありがとうございます！そうでしたか…いずれ番外編もうらつくで読んでいただける様にしますね(^^)続編？の様な…違う様なものを今準備中ですので、もうしばらくお待ち下さい！ (2021年9月26日 20時) (
レス) id: e7061fbc4e (このIDを非表示/違反報告)
千絵(プロフ) - 初めまして。とても素敵なお話で一気に読んでしまいました。残念ながらTwitterはやっていないので、続きは拝見できませんが、これからも応援させて頂きます。 (2021年9月26日 17時) (レス) @page38 id: 1e79961765 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - ひろっくまさん» コメントありがとうございます！続編あ、るのかな？笑 …という感じですが、次のお話も楽しんで頂けたら嬉しいです！フォロリク承認致しましたので良かったら番外編ご覧下さい！ (2021年9月12日 8時) (レス) id: e7061fbc4e (このIDを非表示/違反報告)
ひろっくま(プロフ) - とても面白くて続きも気になりました笑 Twitterフォロリクさせて頂きました。 (2021年9月12日 7時) (レス) id: 653bc12fb1 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - 星黎明さん» コメントありがとうございます！一気に読んでいただけたんですね、嬉しいです(^^)番外編は短いですが本編よりも何故か糖度が増しております！笑 フォロリク承認いたしましたので良かったらご覧ください！ (2021年9月8日 19時) (レス) id: e7061fbc4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りさ | 作成日時：2021年6月27日 23時
