47話 ラウールside（途中から桐山side) ページ10
(途中から桐山side)
俺は康二くんの側にいたかったんだけど、
お兄ちゃん達のお話聞いたら
納得できたし、岩本くんと帰ってきた。
そして今僕は部屋に来て着替えてもう寝ようとしてるんだけど、
まだ心がモヤモヤしてるっていうか…
なんていうか…
もう寝ないといけないのに、
明日も学校だからって分かってるのに…
ｸﾞｽｯ、ｸﾞｽｯ、ﾊｧﾊｧ、グスッ…
俺は焦ってしまって結局泣き出してしまった。
桐山side
康二も無事ってこと知って安心した俺らは、
もう寝る準備も進めて、
あとはSnowManの子らが帰ってくるのを待っとくだけやった。
そんな中帰ってきたのはラウールだけ。
明日も学校やから早く寝かしてほしいとのことやった。
ラウールはあれからすぐに部屋に行って着替えて寝るみたいやったし大丈夫かなって
思っとった。
でも、
ピロンッ
照からのLINEが来たんや。
桐山「あ、照からや。
ラウール寝れるんかな…
俺ちょっと様子見てこようかなって思ってるんやけど。」
�霤帖屬修Δ笋福�俺も一緒に行こか？」
桐山「いや、あんまり人おっても逆効果なったらあかんし
一旦俺一人で行ってくるわ。
なんかあったらLINEするし。」
�霤帖屬錣�った。照史に任せるわ。」
心配やったし、寝れてそうやったらそれでいいしって思って
俺一人でラウールの様子を見に行くことになった。
でも部屋に近づいていくと啜り泣くラウールの声が聞こえてきた。
ｸﾞｽｯ、ｸﾞｽｯ、ﾊｧﾊｧ、グスッ…
桐山「ラウール？大丈夫？入るで？」
ガチャ
入ったらベッドの中で苦しそうに泣いているラウールの姿があった。
桐山「どしたん？しんどなったか？」
泣いているラウールに近づき頭を優しく撫でる。
ラウ「ｸﾞｽｯ、ｸﾞｽｯはぁはぁはぁ、ｸﾞｽｸﾞｽ」
桐山「うんうん苦しいな。
呼吸早なってるし、とりあえず起きあがろっか。」
ヨイショっと。
頭の下に手を入れてゆっくり起き上がらせてあげて、
止まらない涙を手で拭いてあげる。
それでも中々落ち着かない。
すると、
ラウ「ｸﾞｽｯ、ごめん、ﾊｧなさぃｸﾞｽｯｸﾞｽｯﾊｧﾊｧ」
桐山「どうしたん？なんであやまんの？
ラウールはなんも悪いことしてないやろ？」
ラウ「ｸﾞｽｸﾞｽｯﾊｧﾊｧﾊｧ」
桐山「とりあえず深呼吸しようか。俺と一緒にしよう。」
はぁーふーはぁーふーと一緒に大袈裟に呼吸を促してみると
ちょっとずつ落ち着いてきた。
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作者名：Mia | 作成日時：2021年6月3日 12時
