俺は1人やない、メンバーが大好きや。【橙】 (ページ20)

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康二side ページ20

あれから、数日経ってみんなでシェアハウスする日になったんや。

その日になるまでは俺はみんなに支えてもらいながら毎日過ごしとってん。

ふっかさんには1番迷惑かけたと思ってるし、電話でめめとか阿部ちゃんにも助けてもらいに来たこともあった。

やっぱり、症状的には目眩と動機を起こしてからパニックになってまうねん。

早く治らんかな～って毎日思うんやけど、中々そうはいかんな。笑

っていうことで、今みんな車乗って照兄の運転でシェアハウスの家に向かってるところなんや。

岩本「康二、しんどくなったらすぐに声かけろよ。」

そういう言いながら運転する照兄はほんまにカッコええ。

「おん、大丈夫やで！早く家の中見てみたいわ！楽しみや！」

深澤「そうだな！」

佐久間「今日からみんなで住むんだろ～、なんか実感湧かないね。でも楽しみ！！」

ラウ「少し山奥の方なんだね～。パパァ、もうすぐ着きそう？」

岩本「うん、多分もう少しなんだけどぉ～。あ！ここだ！！！」

渡辺「うわっ！！！！ヤバっ！！！！お城なんだけど！」

目黒「しょっぴーの反応可愛すぎるわ。確かにデカいな。笑」

「こんな大きいところに住めるん？めっちゃ興奮するなー！！」

深澤「あまり興奮しすぎるなよー？まだまだ回復してないんだからな？」

「うん！わかってるで！！でも、だって嬉しいやん！こんな所にみんなで住めるねんで？」

こんな会話を続けながら、家に着いた。

俺はほんまに嬉しいかった、ようやく1人やないんやって。みんながおれば怖くないし、支えてくれる。安心や。

そう思いながら、めめに支えてもらって家に入った。

後でまたふっかさんの注意をちゃんと聞いていれば良かったって、また後悔することになるとは思ってなかったんや。