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Prrrrrr .......
「 んっ 」
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気付けば ソファで寝ていた私は電話の音で起きた。
パッと時計を見れば 夜中の12時35分
「 こんな時間に誰 ____もしもし 」
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「 もしもし 」
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聞いたことのある声 、
電話の相手は アイツ だった。
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ああ そっか 歌番組終わったのか
なんて思って 「 お疲れさ 「 書いたか? 」」
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私に喋る隙を与えてくれない。
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「 あの それなんですけど 」
「 なに 」
「 何度も言ってますけど、私は好きな人と結婚して幸せになりたいです 」
「 だから何? 」
「 え?だからその 」
「 俺がお前を好きにならせればいんだろ? 」
「 は? 」
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アイツの言葉に 私の頭の中がクエスチョンマークでいっぱいになる。
本当に意味がわからない
第一、私は 今市隆二という存在すら知らなかった
いくら有名でも知らなかったし 現実でなんて会ったことだって、
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「 どうしてそんなに私にこだわるの? 」
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私には理由がわからなかった。
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作者名:あみ | 作成日時:2017年11月18日 0時