21歩目 ページ22
ク「クルタ族のお守りのようなものさ」
「クルタの船が、この海岸にあったの？」
ク「ああ、いつからあったかは分からないらしいが...」
目を伏せ夕日に照らされるクラピカはとても綺麗だった。
「...次のハンター試験、どんなだろうね」
ク「...さあな、しかし合格してみせる」
「ふふっ、かっこいいなあ。」
少し話して沈黙、その繰り返し。
けれど、何故かそれが心地よかった。
「死なないでね、クラピカ」
ク「Aも、な」
しばらくクラピカと話をして、お互いの部屋に戻った。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊
夜中、なにやら騒いでいる声が聞こえて外にでる
「あれは...」
ハンター協会の飛行船が私達に宿を提供した老夫婦を乗せ、飛び立った後だった
ヒ「おや、大変なことになったね♠」
「.....突然声をかけてこないで」
ヒ「その割にはあまり驚いてないじゃないか♦」
なんとなく不服そうなヒソカを無視して空を見上げる。
夕方に感じた不吉な予感はこの事だったのだろうか
ク「Aも起きたか」
「これも試験の一環なのかな」
ヒソカから離れた私の元に来たクラピカに声をかけられる
ク「分からない。とりあえず明日、皆で集まって話し合うことになった。今日は体力を温存しておこう」
「そうだね、私は少し風に当たってから戻るね」
ク「わかった、くれぐれも体調を崩さないような」
「うん、わかってる」
クラピカは頷いて中に戻っていった
「.....試験の一環」
これが試験なら、試験管もいない中で
私たちはなにを求められてるっていうの...
＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊
「...どう思う？クラピカは」
朝、軍艦の外に集まっている受験者の中にいたクラピカに話しかけた。
ク「ああ、Aが昨日言っていた意見に同感だ」
やっぱり、これはハンター試験。
確かな証拠が見つかったわけではなかったけど、そんな気がした。
クラピカと、ニンジャとかいうハンゾーの2人は慎重に行動するのが得策という意見らしい。
クラピカ達に賛成する者、自分たちで船をだして島まで行こうとする者達もいた。
トリックタワー の時も少し思っていたけど、
人と協力するのは少し苦手。
クラピカの力になってあげたい気持ちも少なからずあるけれど、他の人を助ける義理はない。
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キララ(プロフ) - ヒガンバナさん» すごく嬉しいです！私自身旧作の方が好みなのでコメント嬉しすぎます（ ; ; ） (2019年3月29日 8時) (
レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
ヒガンバナ(プロフ) - おもしろい！旧作の方を取り入れて作品を作っている話があまりなかったので！嬉しいです！おもしろい！ (2019年3月21日 23時) (レス) id: 5d73287e24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キララ x他1人 | 作成日時：2018年5月12日 17時
