45.好き ページ46
「ど、どうしてそんなこと」
落ち着いたところで佐藤さんに聞いた
佐「え、噂になってたんだよ？」
「噂？」
中「七尾くんとに、彼女が、で、きたって」
「そんな噂が...」
知らなかった。
まあ噂なんて本人のいないところでするんだから当たり前と言えばそうか
「付き合ってないよ...私なんかじゃ、彼に釣り合わないでしょ」
ははっと自分で笑ってなんだか胸が痛かった
佐「でも、好きなんでしょ？」
「⁉なんでそんなことになるの？」
佐「え？違うの？さっきもそうだけど」
''私には、七尾くんと両想いに見えたけど''
「...え？」
佐藤さんが何言っているのかわからない
私と七尾くんが両想い？
私ですらちゃんと気持ちを自覚していないのに
ましてや、七尾くんが私のことなんて...
「気のせいだよ」
中「ち、違うと思う」
「違わないよ、私と七尾くんはただの友達」
佐「Aちゃんはそれでいいの？」
佐藤さんの言葉がさっきからなんとなくひっかかる
「さっきから、何が言いたいの？」
「それじゃ、まるで...私が七尾くんのこと、」
中「好き、じゃないの？」
「、まさか...!」
佐「噂を聞いて、他の女子がAちゃんの悪口を言ってたことも知ってる」
佐「だから言おうか迷ってた、けど」
「......」
佐「私たちはAちゃんの味方だよって、言いたかったの」
中「だって、私達、と、友達でしょ」
見た目だけで判断する人達が嫌いだった
それで嫌な思いもいっぱいしたし、友達だって...
高校では、知らない人たちの中で化粧をして、わざと自分を醜く見せて、
佐藤さんと中村さんと出会って、大人しい2人と友達になったと思ってた
けど、結局私も今まで自分が嫌ってた人達と同じ。
大人しい2人といるのが、居心地がよかったってだけなのかもしれない。
秘密が全くないなんて有り得ないけど、本当の友達なら、私の化粧のことも、話すべき、なのかな
本当って何だろう
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キララ(プロフ) - マスクさん» えええ！嬉しすぎます！！明日か明後日くらいに更新しようと思ってます！コメント嬉しいですヽ(^o^) (2018年4月12日 23時) (
レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
マスク - 一気読みしちゃいました！とても面白いです！更新楽しみにしてます！ (2018年4月12日 22時) (レス) id: 55716a85b4 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - カルパスさん» あああ!!嬉しいです（ ; ; ）更新頑張りますね！コメントしてくれたら頑張ろうって思えます(＞＜) (2018年4月8日 23時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
カルパス(プロフ) - ほんとは完結するまで我慢しようと思ってたんですけど....！！この小説大好きです！更新頑張ってください応援してます(*´∀｀*) (2018年4月8日 22時) (レス) id: 50a557db41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キララ | 作成日時：2018年2月23日 20時
