36.迷い ページ37
「好きな人、?」
聞き返すとコクリと頷く
「えっと、好きな人...は、いないと思います」
何故ならこの姿で他人と接する機会がないからだ
七「そっか...」
喜んでいるような、残念なような、複雑な顔をしている
七尾くんが花である私のことが好きなのは知ってたけど...
一目惚れって事はが分かってるからなおさら、顔で選ばれたんじゃないかと思ってしまう
もっと違う出会い方をしてれば
A として今みたいに普通に話せる関係だったら
こんなにモヤモヤしないで済んだのかな...
「....そういう七尾くんは、好きな人いないの?」
できるだけ平然を装って質問した
七尾くんの気持ちを知ってるのに、こんな質問、ずるいかな
でも、今なら聞けるような気がした
七「今、だからっていうかさ。まあ、いうんスけど...」
なんだか歯切れの悪い言い方で話し始めた
七「花ちゃんに一目惚れしたんだ、だから今日もAちゃんに頼んで花ちゃんに来てもらって」
うん、分かってたよ。
花に一目惚れして、学校で私に近づいて、
無理難題もクリアして、念願のデートもできた
分かってた。分かってたはずなのに
胸が、痛い。ズキズキとして気分が悪くなりそうだ
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キララ(プロフ) - マスクさん» えええ!嬉しすぎます!!明日か明後日くらいに更新しようと思ってます!コメント嬉しいですヽ(^o^) (2018年4月12日 23時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
マスク - 一気読みしちゃいました!とても面白いです!更新楽しみにしてます! (2018年4月12日 22時) (レス) id: 55716a85b4 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - カルパスさん» あああ!!嬉しいです( ; ; )更新頑張りますね!コメントしてくれたら頑張ろうって思えます(><) (2018年4月8日 23時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
カルパス(プロフ) - ほんとは完結するまで我慢しようと思ってたんですけど....!!この小説大好きです!更新頑張ってください応援してます(*´∀`*) (2018年4月8日 22時) (レス) id: 50a557db41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キララ | 作成日時:2018年2月23日 20時