〃 ページ48
貴『あー！シャル今ズルしたでしょ！？』
川の中でそう叫ぶA
ただいま魚取り中
シャ「まさか！これでズルなんてできないよ！」
貴『いや！ズルした！何かオーラでなんかした！！』
シャ「情報が不確かすぎるよー」
シャルナークはそう笑った
むっとしたAはバシャバシャとシャルナークに近づいていった
貴『だって今、手を川の中でなんか…！！』
シャ「あ！Aあぶな…！！！」
瞬間、足元の大きな石に躓く
貴『わぁ！！？』
_________ﾊﾞｼｬｧﾝｯ
貴『…あっててててて…うぅ…』
足がズキズキと痛む
シャ「…もー…こういうところでは注意はしておかなきゃ」
貴『！？シャル！？』
目の前には同じく転んでびしょ濡れになっているシャルナークがいた
シャ「足、痛めたでしょ？」
シャルナークはするりとAの足を持ち上げる
赤く腫れた箇所を見るなり口元に持っていく
貴『しゃシャル！？ちょ、まっ！！』
その反応に、シャルナークは微笑んだ
シャ「…ねぇA、恥ずかしい？」
貴『あ、当たり前じゃん…！！？』
シャルナークはAの唇を奪った
シャ「団長にはやめろって言われたけど、まーいっか！」
貴『！！？』
シャルナークはAを抱きしめた
シャ「A、俺と結婚しない？」
貴『はいぃぃぃぃぃぃ！？』
「いい反応ー」とシャルナークは笑う
シャ「実はさ、この仕事で「ふり」をしろって言われたのって俺がAをプロポーズすることを見越してのことだったんだ。
…俺たちは盗賊。到底、そんな普通の人みたいに幸せになることは許されないからね」
貴『シャル…』
シャ「だから「ふり」してその気持ちのまま止めとけって言われたんだ。
…けど無理だね！
どんな立場であろうと、大切な人と繋がりたいって気持ちは、どこの誰とでも同じなんだから」
シャルナークはAの頭を撫でながら言った
貴『…話が、見えません…』
シャ「あはは！そうだよね！でもこういうのっていきなりするものだからさー！
…Aは？俺のこと、好き？」
Aは少し戸惑ってからシャルナークの胸に飛び込んだ
貴『ばか！嫌いだったら一緒にいない！こんなこと、しない！
…私も同じ気持ちです！』
するとその言葉を分かっていたかのようにシャルナークはすぐ様抱き締め返した
シャ「もう何があっても離さないよ。
________Aは、俺だけのお宝だから」
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リュイ - 可愛い、ゴン、かわいい。よこしまな妄想してすみませんでした… (2021年10月22日 18時) (
レス) @page30 id: 2183f1b6e8 (このIDを非表示/違反報告)
みな - フェイタン好き過ぎてヤバイ!!!!かっこ良すぎ、、、反則でしょ\\\\,、、、？ (2020年10月25日 16時) (レス) id: f5cf3e679c (このIDを非表示/違反報告)
ずんだチャン - みんなイケメンすぎません！？ 最高でした！ (2020年2月10日 21時) (レス) id: a7c2778b29 (このIDを非表示/違反報告)
天野桃介 - るみさん» わー！ようこそフェイタン沼へ！！一緒にフェイタン推して行きましょう！！ありがとうございます！！ (2019年2月8日 8時) (レス) id: 3cfbb38bf1 (このIDを非表示/違反報告)
るみ - フェイタン好きになりましたぁ！！（泣） (2019年1月27日 10時) (レス) id: 07b463bee0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天野桃介 | 作成日時：2017年7月23日 11時
