キルア＝ゾルディック ページ39
___俺の光
陽の落ちた世界に、眩いほどの光が瞳に映る
人の楽しそうな声。
鳴り響く楽器の音。
貴『んー！やっぱ美味しいなりんご飴！！』
今日は夏祭り。
キ「お前ほんとよく食うな。そのちっせぇ体のどこに入ってくんだよ」
そう笑うのは隣に立って歩いている、キルア
貴『うるさいなぁーこういう日ぐらい食べたっていいじゃーん！』
りんご飴を右手に、わたあめを左手に持って頬を膨らますA
その姿にキルアはほんのり顔を赤くして「そうですねー」とそっぽを向いた
キ「そんな美味いの？」
貴『うん、このわたあめチョコロボ君の味だよ！』
キ「え！まじ！？」
するとキルアは何の予兆もなくAのもつわたあめにかぶりついた
貴『っ！？』
キルアはモグモグと口を動かし拳を握って言った
キ「…うんめぇー！！何それ！俺も買えば良かったー！！やっぱ最高だな、チョコロボ君！！」
…まただ。
キ「やっぱ祭りの焼きそばとかたこ焼きとか美味いよなぁ！な、次は何食いたい？」
さっきからキルアは私に食べたいものを聞いては、私が食べている時に何の予兆もなく横取りしてくる。
食べたいなら買えばいいのに←
貴『キルアが食べたいもの買いなよ。私充分いっぱい食べてるよ！』
キ「だーめ。今日はお前甘やかすって決めてんの。
ほら、何食う？」
貴(…もー…キルアってたまに甘すぎるとこがあるから恥ずかしいんだよなぁ…あ、そうだ)
嬉しいけど困ったような顔をしてキルアの袖を引っ張った
貴『だめ！キルアも何か言って！』
キ「はぁ？だからお前の食べたいものでいいって…」
貴『言わないともう手繋がないよ！！』
キ「…！？…それずるい…」
貴『はやく！ほら！』
キ「……」
しばらく黙ったキルアは静かにAの服の裾を引っ張った
キ「…これ」
貴『どれどれ！』
キ「これ…！」
貴『どこのどれ！！？』
キ「だからこれ！！！」
キルアはぐいっとAの手を引っ張った
貴『………_____私！？』
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リュイ - 可愛い、ゴン、かわいい。よこしまな妄想してすみませんでした… (2021年10月22日 18時) (
レス) @page30 id: 2183f1b6e8 (このIDを非表示/違反報告)
みな - フェイタン好き過ぎてヤバイ!!!!かっこ良すぎ、、、反則でしょ\\\\,、、、？ (2020年10月25日 16時) (レス) id: f5cf3e679c (このIDを非表示/違反報告)
ずんだチャン - みんなイケメンすぎません！？ 最高でした！ (2020年2月10日 21時) (レス) id: a7c2778b29 (このIDを非表示/違反報告)
天野桃介 - るみさん» わー！ようこそフェイタン沼へ！！一緒にフェイタン推して行きましょう！！ありがとうございます！！ (2019年2月8日 8時) (レス) id: 3cfbb38bf1 (このIDを非表示/違反報告)
るみ - フェイタン好きになりましたぁ！！（泣） (2019年1月27日 10時) (レス) id: 07b463bee0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天野桃介 | 作成日時：2017年7月23日 11時
