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だってそっちの方がイケメン ページ5

そんなこんなで、放課後
わたし達は4人でアジトに向かう

ちなみにアジトには、街はずれにある廃ビルを利用してる
学園から割と近いんだけど、雰囲気がアレすぎて誰も近寄らないんだよねぇ

つまり、バレずに集まる場所にはもってこいって訳


「まぁ、放課後集合ならすぐ終わる用だよね」

「多分ね。少なくとも今日この後すぐ暴れる、ってことはないでしょ」

「集まる奴、少なそうね」

「ウボォーとかは来ねぇだろうな」

「あ、マチとノブナガは部活で来れないって」


普段なら集合の時は1回帰って
みんなでお揃いのパーカーに着替えてくる

ただ放課後の時は、ほんと団長の一言で終わったりするから制服のまま集まる

今回は多分そのパターンだな



「ってことで、集まったよ。団長」


今回集まったのは
わたし、シャル、フィンクス、フェイタン、シズク

そんでもって……



「……揃ったか」



ハンター学園、高等部2年3組

瓦礫に座って本を片手にこちらを見止める
額にバンダナ黒髪童顔イケメン


幻影旅団 団長 クロロ=ルシルフル


わたしは正直
前髪下ろしてるオフ状態の今のクロロの方が好み

だってオールバックはねぇ……


「揃った、って言ってもこんだけだけどね!」

「パクとボノ、フランクリンは教師の仕事で、コルトピは委員会で来れないそうです」

「シズクは暇だったの?」

「うん。他のみんなは部活?」

「そうみたいだよ〜」


”緊急でないなら優先する必要はない”
これは旅団の暗黙の了解だ


「で、今日はなんだ?団長」


フィンがみんなを代表して聞いてくれる


「最近、他校のヤツらが騒がしくてな。何か企んでる様なんだ」

「何かって、なんかあるのか?」

「さぁな」


元々、ここら辺は治安が悪いからねぇ

それが幻影旅団設立の理由の1つであり
わたしが入団することとなったきっかけだ


「フェイ達がまた見境なくちょっかい出してんでしょ〜」

「馬鹿にするな。二度と手を出せないようにやてるよ」

「いや、こわっ」


何この人
人の苦しむ顔が好きなやつの心理はやっぱわからんわ


「Aも人のこと言えねぇからな」

「はぁ!?」

「確かに。Aって人の心を折るの好きだもんね」

「ちょっとシズク!」


それは、わたしのこと舐めてるやつ限定だよ!!



「……とりあえず、警戒は怠るな。他の奴らにも伝えとけ」

「もし、俺達に手を出してきたら?」

「その時は……」







「派手に殺ろう」

しっかり仕返しに来てんじゃんか→←名物?らしい。このクラスの



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マニ。(プロフ) - ✉️。こんにちは!⭐️、とても面白いです、もしよろしければボードとかで会話したいのですがよろしいですか?返事お待ちしています (10月19日 18時) (レス) @page2 id: 7e6d72d340 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ama | 作成日時:2023年5月10日 12時

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