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"辞めて、マロンを殺さないでッ
お願い！何でもするから！"
"このどぶ猫殺されたくなけりゃ______しなさいよ"
"ねえ、もういいでしょう？マロンを離して！マロンはたった一人の大事な家族なの！お願いだってばッ…！"
"はあ？汚ったな！もう怒ったわ"
"ごめん、制服なら弁償するからマロンを殺さないで！ねえッ__________"
『ッ…！』
ぱっと眩しい蛍光灯の光が目に飛び込んできた。
起き上がると猛烈な頭痛と吐き気に襲われた。
此処は____探偵社の医務室か。
確か私は和装の少女に捕まって、それから…？
頭痛のせいなのか頭がどうも動かない。
全身汗をかいており気持ち悪い。
シャワーを浴びるべく壁をつたって医務室から出ようとすると先に扉が開いた。
其処に立っていた人物は今一番開いたかった人だ。
『太宰さん…！わた、し』
彼は私を見るなり目を見開いた。
そして力の限り抱きしめた。
「大丈夫」
赤子をあやすように優しい口調で云った。
頭を撫でてくれた。
辞めてくださいよ。汗でベトベトの身体の私にそんな事したら穢れてしまうではないですか_____
『ッ…！怖かったです…』
震える腕を太宰さんの背中に回すと涙が溢れ出してきた。
太宰さんは私の気持ちが落ち着くまでずっと背中をさすってくれた。
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わっち（元あんぱん） - 続きが…！ (2018年7月28日 19時) (
レス) id: 0d20ddbd04 (このIDを非表示/違反報告)
雨ヨ花 - イチゴミルク飴さん» ありがとうこざいます！頑張りますね！ (2018年3月11日 23時) (レス) id: c78058813e (このIDを非表示/違反報告)
イチゴミルク飴(プロフ) - 続きが気になります！更新楽しみにしてますね！ (2018年3月11日 19時) (レス) id: 399cb6b1cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨ヨ花 | 作成日時：2018年3月11日 12時
