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堕天使 ページ35

コネシマ「トントンの家はここやで!」



ショッピ「コネシマ先輩に言われなくてもわかってますよっ…」




バイクのスピードを上げて突っ込むと勢いよく二人は飛び出した。




トントン「お?何か来たみたいですよ?どうしますグルさん?」




トントンは窓から二人の様子を見るとAを押し倒すグルッペンを見ながら小首を傾げた。




グルッペン「しょうがない…少し力づくだが」




外套から薬を取り出すとグルッペンは口に含みAに口移しをした。




「何をっ…ん…」




俺は勢いに負けて飲んでしまうと身体が熱くなり視界がぼんやりと薄れて来た。




コネシマ「邪魔するでぇ!Aを返しに貰いに来たでぇ?」




ショッピ「A先輩の様子がおかしくないっすか…?…!」




「グルッペン…好き…」




顔を赤らめながらグルッペンに抱きつくと頰を擦り寄せて来た。




トントン「抜け駆けはいけないで?グルさん…Aは僕の事も好きやろ?」



「…トントン…」




コネシマ「羨まし…じゃなくてAが望んでないような事をするな!」




トントン「Aは僕達の事が好きだからこういう事するんやもんなぁ〜」



トントンが頭を撫でると小瓶が床に転がった。



ショッピ「…くられ先生特製って書いてあるんですけど」




グルッペン「…今のAは俺たちの言うことしか聞かない人間だからな。俺が何か言ってもいいのか…?」





コネシマ「くっ…ショッピ…どうする」




ショッピ「…任せて下さい」




ショッピ君は真顔で即答えるとスマホを弄り二人に見せた。




ショッピ「A先輩が酔って二人に抱きついた写真…等ありますが、これは酔ってたわけじゃないですよね?」




グルッペン「何でその写真を持ってるんだショッピ君!?…それはトントンとあいつしか持ってないのに…」





コネシマ(きっとAの行動把握済みなんやろうなぁ…)




ショッピ「あいつってもしかして…大先生の事っすか?くられ先生と仲の良い鬱先輩なら薬だって…」




ショッピ「飲みに行くと言ってA先輩を…」




トントン「流石ショッピ君やわぁ!」





トントンは何故か嬉しそうに言うとAを見つめて笑った。




トントン「Aは誰が好きなんやろうな」

喧嘩しようぜ→←夢オチ 【番外編】



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ヤミカステン - 続編頑張って下さい!! (2019年11月8日 20時) (レス) id: e5b9190749 (このIDを非表示/違反報告)
暁月楓 - ありがとうございます〜! (2019年2月21日 22時) (レス) id: db5d505f33 (このIDを非表示/違反報告)
チェシーネコ - 続編考えときますね (2019年2月18日 20時) (レス) id: a5bf12224d (このIDを非表示/違反報告)
暁月楓 - 続編出てほしいです! (2019年2月18日 15時) (レス) id: db5d505f33 (このIDを非表示/違反報告)
チェシーネコ - 50までで完結させるか続編するかどうしようか考えてます (2019年2月17日 17時) (レス) id: a5bf12224d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チェシーネコ | 作成日時:2019年1月15日 17時

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