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綱は何とか自力でやりきった。多分、全体としては真ん中くらいだが、ヒーロー科だけで見たら遅い方。
「(轟早いなー、やっぱ凄いわ)」
緑谷くんが横に見えた。……何持ってんの。
「……緑谷くん、それ……何……？」
「あ、透過さん。……仮想ヴィランの外装だよ」
それ持ってここまで来てるって、相当な力と体力。
「そう、なんだ。……体力凄いね」
私もそりゃ、見えないところで努力はしている。でも男と女じゃ筋肉量とか違うし、まず体のつくりから違うし。
「あ、最後のところ……」
皆ゆっくり、何かを避けながら歩いている。
「……地雷が埋まってるみたいな……」
私、こういうの割と得意だ。割と。
「要は、土がいじられた形跡があるところを避けて歩けばいい訳で……」
ちょっとスキップするみたいに進めばいい。それに、ある程度は他の人が歩いた後を辿ればいい。
───────────
「A、映らんなー……」
りんご飴を食べ終わった明斗は、モニターをジッと見つめる。うちの娘は目立たない個性だから、仕方ないっちゃ仕方ない。
「焦凍君はめっちゃ映るなー……」
他人事のように眺める。
「……というか、炎司も何か喋ろうぜ。俺一人で喋ってるヤバい奴みたいになるだろ」
「……」
「……はぁ……あ、なら雪子見てねぇ？」
「見てないな」
「そーかよ……」
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黒歴史第二製造機(プロフ) - とても面白いです！応援してるので再新がんばってください！ (2019年2月6日 21時) (
レス) id: 8c138a50c6 (このIDを非表示/違反報告)
メーア(プロフ) - KamiyaKaji725さん» わー！コメントありがとうございます！更新頑張りますね！ありがとうございます！ (2018年5月5日 17時) (レス) id: 46c402f074 (このIDを非表示/違反報告)
KamiyaKaji725 - この作品面白かったです！夢主ちゃん×轟君大好きです！更新がんばってください！応援してます！ (2018年5月5日 16時) (レス) id: 7058246684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メーア | 作成日時：2018年4月19日 19時
