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「悪い」
「もういいよ、気にしすぎだって」
あの後、割とすぐ轟は見つかり今はお昼を食べている。
「……で、話があるって言ってたよね」
「あぁ」
「何となく、今日1日ピリピリしている理由と関係ある？」
「……あぁ」
今日はやけにピリピリしていて、いつも以上に静かな轟は話してくれた。
父親であるエンデヴァーのこと。
自分は個性婚で生まれたこと。
母親のこと。
そして、左の火傷のこと。
正直、壮絶な過去が今の彼を作り上げているという私の想像が確定した瞬間だった。私は自分の家族の事は話したが、轟は話そうとしなかったし私も聞くことはしなかった。
話せるときに話してくれればいいって思ったから。
「……だから、俺は母の個性……。右だけで勝ち上がって、エンデヴァー……奴を完全否定する」
次元が違うって、思った。それと同時に、私はどうすればいいか、どう会話すればいいか分からなくなった。
「……そっか」
「……悪い。暗い話だったな。」
「……ごめん、何言えばいいか。まとまらない」
「……」
いても立ってもいられない私は
「ちょっと、1人で色々考える」
と言って、食べ終わった食器を返却して会場の外へ一旦出た。
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黒歴史第二製造機(プロフ) - とても面白いです！応援してるので再新がんばってください！ (2019年2月6日 21時) (
レス) id: 8c138a50c6 (このIDを非表示/違反報告)
メーア(プロフ) - KamiyaKaji725さん» わー！コメントありがとうございます！更新頑張りますね！ありがとうございます！ (2018年5月5日 17時) (レス) id: 46c402f074 (このIDを非表示/違反報告)
KamiyaKaji725 - この作品面白かったです！夢主ちゃん×轟君大好きです！更新がんばってください！応援してます！ (2018年5月5日 16時) (レス) id: 7058246684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メーア | 作成日時：2018年4月19日 19時
