6話 度重なる試験 ページ7
「息子と娘が誘拐された。�〔辞�息子どちらを取り戻す？」
両方が選択肢にないなら答えられないよ…。
「…３、２、１、終了」
「覚悟しやがれ！」
レオリオがおばさんを殴ろうとする。
「せっかくの合格を棒に振る気か？」
クラピカが止める。
「沈黙、それが正しい答えなんだ」
「沈黙だと…？しかしマシューは…」
「正解とは言っていない、通れと言っただけだ。さっき彼の悲鳴が聞こえた、おそらく獣か魔獣に襲われたんだろう。」
「本当の道はこっちじゃよ。一本道だ2時間も歩けば頂上に着く」
そうおばあさんが言うとレオリオがすまなかったと謝る。
一本杉の下の一軒家にすむ夫婦がナビゲーターをしているらしい。
私たちはそこに向かうこととなった。
「だめだ、どうしても答えが出ないや」
ゴンの言葉にレオリオとクラピカが笑う。
「もうクイズは終わったんだ、俺たちは合格したんだぜ」
「でももし本当に大切な2人のうち1人しか助けることができない場面に出会ったら」
『確かに、最悪の状況になったとき私は選ぶことができるかなぁ…』
2時間ほど歩きトンネルを抜けるとボートがあってそれに乗って進むことになった。
陸に降りて魔獣注意の看板を見つけた後一本杉の下に一軒家を見つけた。
ドアを開けた瞬間
「きゃあああああ」
「つ、妻が！！」
叫び声とともに女の人が魔獣に連れていかれる
「レオリオ、A、怪我人を頼む」
そういってクラピカはゴンとともに魔獣の後を追いかける。
レオリオが夫を手当てするための薬草を探しに行っているときにふと頭痛に襲われる。
それとともに記憶がよみがえる。
そうだ、この夫婦は魔獣で確か他に2体魔獣がいるはずだ。
そしてこれを見抜かないと試験会場に連れて行ってもらえない。
寝ている旦那さんを見つめて口を開く。
『あの…奥さんとあなたも魔獣ですよね？』
「は？な、なぜそんなことを」
やばい、理由を言わないと…
『さ、さっき連れていかれた奥さんにいれられた入れ墨は、確か神の妻となるものに入れられるものでそれなら夫がいるっていうのはおかしいかなと思いまして…』
「なるほど、良く見破りましたね」
ほっと胸をなでおろす。
「それでは私はレオリオさんの所へ行きます」
『あ、はい』
しばらくして全員が集合し、みんな無事に試験に合格したことが分かった。
私はあの時記憶が戻らなければ危ないところだった。
ずっと安定して記憶があればいいのだけれど。
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あめしょ(プロフ) - ねこさん» カルトちゃん可愛いですよね！カルトちゃんはツンツンしてるけど案外デレが多いイメージです (2018年2月28日 19時) (
レス) id: f77fb73667 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - カルトちゃんかわいい！ (2018年2月28日 16時) (レス) id: e15058c5ad (このIDを非表示/違反報告)
あめしょ(プロフ) - オレンジさん» うわああありがとうございます！励みになります！ (2018年2月22日 20時) (レス) id: f77fb73667 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 主人公のイラストとっても可愛かったです!更新頑張ってください!! (2018年2月22日 20時) (レス) id: 471f321dcd (このIDを非表示/違反報告)
あめしょ(プロフ) - ねこさん» そうなんですよ…。できる限り頑張って更新しますね！ (2018年1月30日 22時) (レス) id: f77fb73667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わふう | 作成日時：2018年1月26日 4時
