4話 怒りの理由は ページ5
今とても大変なことになっています。
レオリオとクラピカが本気の決闘をしているのです。
きっかけは本当に些細なことだったんだけど。
「で、お前たちなぜハンターになりたいんだ？」
「おい、偉そうに聞くもんじゃねえ。面接官でもあるまいし」
船長さんの問いかけに答えようとしないレオリオ。
「俺、父さんがやってた仕事だから。どんなものかやってみたくって」
『私は、何か気が付いたら船に乗ることになっていて…』
「おい、勝手に答えるんじゃねえ。ま、そこの嬢ちゃんは可愛いから許す」
「いいじゃん、理由を話すぐらい。それに何でAだけ…」
「俺はな、嫌なことは決闘してもやらねえ主義なんだ！」
「私も同感だなレオリオ。」
クラピカがレオリオと呼び捨てにしたことがきっかけで険悪な雰囲気が流れる。
「答えん奴は船から降りな。試験は始まっているこの船に乗った瞬間からな」
船長さんは自分が試験管であることを説明するとレオリオが理由を話そうとしたがクラピカが先に割り込む
話によるとクラピカはクルタ族であり、一族を皆殺しにした幻影旅団に復讐するためにブラックリストハンターになるということだった。
「死は全く怖くない。怖いのはやがてこの怒りが風化してしまわないかということだ」
クルタ族、幻影旅団、そうだそういえばそうだった。
金さえあればなんでも手に入るというレオリオにクラピカが品性は金では手に入らないといい合っていたのだが、レオリオはレオリオさん、と呼んでもらえないことが、クラピカはクルタ族を馬鹿にされたことに腹が立ち2人は決闘することとなった。
どう考えてもレオリオが短気すぎないかなぁ、うん。
「その人を知りたければその人が何にたいして怒りを感じるかを知れ、ミトおばさんが教えてくれた好きな言葉なんだ」
止めないほうがいい、続けてそう言ったゴンは大人だなぁと感心していた。
そして冒頭に戻る。
喧嘩はやめてほしいなぁなんてのんきに考えながら何か大切なことを忘れている気がした。
マストに上るカッツォさんに船長が気をつけろよと、声をかけたときだ、ふと流れてきた記憶にはっとなりいそいで走る。
そうだこの後確かカッツォさんが海に落ちそうになって…
私が走り始めてすぐゴンも気づいたため私は追い抜かされる。
海に落ちるカッツォさんをゴンは飛び込んで足をつかむ。
『…間に合って！』
私も続けてゴンの足をつかみ、続けてクラピカ、レオリオがつかむ
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あめしょ(プロフ) - ねこさん» カルトちゃん可愛いですよね！カルトちゃんはツンツンしてるけど案外デレが多いイメージです (2018年2月28日 19時) (
レス) id: f77fb73667 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - カルトちゃんかわいい！ (2018年2月28日 16時) (レス) id: e15058c5ad (このIDを非表示/違反報告)
あめしょ(プロフ) - オレンジさん» うわああありがとうございます！励みになります！ (2018年2月22日 20時) (レス) id: f77fb73667 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 主人公のイラストとっても可愛かったです!更新頑張ってください!! (2018年2月22日 20時) (レス) id: 471f321dcd (このIDを非表示/違反報告)
あめしょ(プロフ) - ねこさん» そうなんですよ…。できる限り頑張って更新しますね！ (2018年1月30日 22時) (レス) id: f77fb73667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わふう | 作成日時：2018年1月26日 4時
