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13話 再試験と心の闇 ページ14

「ネテロ会長」
メンチさんにそう呼ばれたおじいさんがメンチさんを説得したおかげで再試験をとり行うこととなった。

「もちろんあなたも再試験よ!?」
『え、私も?そんなぁあ』

私たちは飛行船でマフタツ山へ行くことになった。
試験内容は谷の間にあるクモワシの巣から卵をとって来てゆで卵にするというものだ。
まずメンチさんが手本として谷に飛び込み卵をとってくる。

「あーよかった」
「こういうのをまってたんだよね」

キルアとゴンは楽しそうだ。
私はきついんですけど…

受験者は次々に谷に飛び込んでいく。
夢だから大丈夫と思い込みAも飛び降りる。


なんとか卵を手にし、帰りはキルアに助けてもらいながら戻ってきた。

『キルア〜ありがとう』
「Aが失格したらゴンが悲しむだろ?手間かけさせんなよ」
『キルアが優しい…何これ…』
「うるせえよ!」



そうして私たちは無事に合格し、次の試験会場に行くために飛行船に乗っています。

「ゴン、A、飛行船の中探検しようぜ!」
『「うん!」』

キルアに言われ探検することに。

「うわあすっげえ!宝石ばらまいたみたいだね!」
『ほんと綺麗だねー』
「キルアのさ、お父さんとお母さんは何してるの?」
夜景を見ながらゴンは尋ねる。

「殺し屋」
『「二人とも?」』
「っはは!面白いなお前ら。うち家族全員暗殺家業してんだ」

家族に期待されているキルアは人にレールを敷かれる人生が嫌で母親と兄を半殺しにして家を出たらしい。
壮絶すぎ。

『私は二人とずっと一緒に過ごしたいな』

何気なくポロっと出た言葉は二人を心配させたみたいで
「大丈夫だよ、なんとなくだけど」
「らしくねーの」

ゴンとキルアの言葉で少し目が熱くなった。



その後ネテロさんはボール取りゲームに参加しないかと私達を誘ったが、私はクラピカとレオリオのもとに戻ることにした。

『迷った…』
困ったなあと思って前を見るとキルアがいることに気付く

『お―いキル…』
一瞬の出来事だった。
キルアが人を殺したのだ。

「な…A?いや、これは」
『キルア…大丈夫?』
「…さ、触るな!」
『やだ!』

Aはキルアを抱きしめる。
「なにしてんだよ…怖くないのかよ」
『んーキルアが悲しそうだったから?こういう時は甘えてもいいんだよー』
「な、なんだよ…変な奴」
『でも人を殺すのは駄目だよ』
そう言ってAはデコピンをする。

ゴン達と関わることで得た気持ちの変化にキルアは戸惑うばかりだった。

14話 三次試験→←12話 寿司の具は?



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あめしょ(プロフ) - ねこさん» カルトちゃん可愛いですよね!カルトちゃんはツンツンしてるけど案外デレが多いイメージです (2018年2月28日 19時) (レス) id: f77fb73667 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - カルトちゃんかわいい! (2018年2月28日 16時) (レス) id: e15058c5ad (このIDを非表示/違反報告)
あめしょ(プロフ) - オレンジさん» うわああありがとうございます!励みになります! (2018年2月22日 20時) (レス) id: f77fb73667 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 主人公のイラストとっても可愛かったです!更新頑張ってください!! (2018年2月22日 20時) (レス) id: 471f321dcd (このIDを非表示/違反報告)
あめしょ(プロフ) - ねこさん» そうなんですよ…。できる限り頑張って更新しますね! (2018年1月30日 22時) (レス) id: f77fb73667 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わふう | 作成日時:2018年1月26日 4時

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