思い出5:紅い眼 ページ7
飴乃side
栞『飴乃ちゃん、Ｈ地区はどう？』
飴「異常無いです。」
栞『OK｡引き続き宜しくね。』
防衛任務が始まって数十分。
ゲートは開いていない。
………平和ってい((ｳﾞｩｰﾝ
！！！！
栞『飴乃ちゃん！近くにゲートが開いたよ！』
飴「了解。種類は？」
栞『モールモット9体とバムスター2体だよ！
風間さん達も呼んだから！』
飴「分かった。」
蒼也にぃさん達も来るのね………。
？「きゃあぁぁぁぁぁああ！！！！！！！」
っ悲鳴………？
………見えた｡
小学生が1人。
助けなきゃ…。
飴「栞、一般市民を保護する。」
栞『了解！』
ｶﾞｷｨｨﾝ！ ｸﾞｻｯ！
飴「メテオラ＋バイパー。トマホーク。」
ﾄﾞｶｧｧｧｱﾝ！
飴「ネイバーの駆除完了。一般市民を保護します。」
栞『了解。1人ですごいね！飴乃ちゃん！』
飴「………どうも。」
私は小学生に駆け寄る。
飴「大丈夫？」
ﾌﾙﾌﾙと小学生の少女は首を横に振る。
よく見ると、少女の足からかなりの血が出ていた。
飴「！！！！直ぐにボーダーに行こう！」
？(………飴乃？)
誰かが私を見ていた事に気づかなかった。
それから私は少女を医務室に運んだ。
その子は記憶封印措置をしてから、家に帰された。
飴(くそっ！何で………！何で私は沢山のトリオンを持っているのに………！私は…何一つ守れてない！)
私は今、隊室でソファに座っている。
菊「………神楽、さっきの紅い眼、何？」
突然菊地原君が話しかけてきた。
飴「紅い………眼？」
菊「戦ってる時、目が紅かった。」
飴「戦ってる時……あれ？記憶，思い出せない…？」
全「「「！？」」」
飴「あの時から………大規模侵攻の時から、戦ってる時の記憶が抜けてる………？」
栞「………記憶、無いの？」
飴「うん……。まるで、乗っ取られてるみたいで。」
菊「………確かに、普段の神楽と音が違かった。」
＿＿＿＿これは、何？
＿＿＿＿貴方は誰………？
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作者名：紗夜 | 作成日時：2022年9月14日 19時
