気付いたら呪術廻戦で、気付いたら最強。そこにいるのは私の推し。【呪術廻戦】

休日 ページ24

初任務から4日後の昼。

今日は休日だ。

天気予報によると、今日は一日中晴れらしい。


絶好のお出かけ日和だ。


でも…



私｢暇すぎる〜〜〜!!!!!!!!｣




私はというと、自室のベッドでだらけまくり。




遊びに行きたくて1年ズを誘おうとしたが、

釘崎はアキバで買い物、伏黒と虎杖は荷物持ち。




五条先生は仕事で忙しいみたいだし、

かといって2年生の先輩はちょっと誘いにくい。


私｢う〜…暇だァァ！！！！｣



外から聞こえる可愛らしい鳥の鳴き声。

柔らかい風に吹かれてさわさわと音を立てる木々。

涼やかな池の水の音。

そこに自分のみっともない叫び声。


女子力なんて皆無である。


スマホゲームも飽きてしまったし、

散歩をしようかとも考えたが

だだっ広い高専付近(山奥)を散歩するのは

迷子になりそうな気がしてやめた。



私｢あーあ、野薔薇ちゃんの買い物ついて行けばよかった〜〜！！｣


そして本日5度目の｢暇すぎる〜〜!!!!!!!｣を叫んだ。

なんならさっきよりもビッグボイスで叫んだ。



すると…


''コンコン''


扉が鳴った。


私(え、外まで聞こえてた？うるさかったかな！？)



私｢は、はーい…｣


恐る恐る扉を開けると…


？？｢ツナマヨっ｣



私(こ、この語彙は……！)


私｢い……





狗巻先輩！？｣



狗巻｢しゃーけ｣



口元を隠した美男子、狗巻先輩がいた。



私｢えぇ！！どうしたんですか！！？｣



狗巻が自ら1年の寮に来ることは殆どなかったため、

あまりの嬉しさに飛び跳ねる。





狗巻｢ツナツナ、明太子｣





ジェスチャーで言葉を伝えようとする狗巻。(めちゃくちゃ可愛い)





しかし意味がよくわからなかったため、紙とペンを渡す。


私｢すみません、これに書いてください！｣




紙とペンを受け取った狗巻は、


こくっと頷くと、紙にさらさらと文字を書いていく。






''暇すぎるって聞こえたから''






ここで一旦狗巻の手が止まる。



私｢…？｣


狗巻｢すじこ〜…｣


ちょっと恥ずかしそうな顔をして、続きを書き始めた。


''暇なら一緒に 遊びに行きたいなと 思って''




私｢…え？｣


一瞬意味がわからなくてフリーズする。

すると、それを見た狗巻が慌てながら続きを書く。

''嫌だったら全然 大丈夫''


私｢え…え…？！、全然嫌じゃないです!!!!!!｣


メモを見て全力否定する私。

それを見た狗巻は嬉しそうに、｢しゃけっ｣と言った。




次回、狗巻とデート回！！

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