吸血鬼の兄弟戦争に少女は何を思う

守る強さ５ ページ29

御園「 有栖院御園


　 ７番目のサーヴァンプ


　 オールオブラブの主人だ 」



・・・なんだ



A「あなた主人のほうか・・・・

　
　 よかった同じ立場の人に会えた


　 あなたのサーヴァンプは・・・？」


御園「・・・貴様


　 椿と対峙しても反撃ひとつできなかったらしいな」


A「！ あなたも椿をしって・・・」


御園は心底呆れたような顔をして


御園「無様な


　 貴様はサーヴァンプの使い方を全くわかってない」


鋭い目つきで私をにらむ。


それ以上にその言葉が私に突き刺さった。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿



目の前にそびえたつのは大豪邸。


・・・・お城みたいだな、などと検討違いなことを思いながら歩く。


あ、あと吸血鬼のこと聞かないと・・


A「あ・・・あの私吸血鬼のこといろいろ聞きたくて・・・」


御園「部屋についてからにしろ


　 ・・・僕の部屋はあの西館だ」


そういって館を指さす。


・・・・遠いな・・・


毎日行ったり来たりして疲れないのかな・・・？


・・・あれ？ さっきまで私の前を歩いていた御園がいつのまにかいなくなっていた。


不思議に思ってあたりを見回すと


少し後ろのほうで御園が息を切らしていた。


A「え！？ 大丈夫＿＿＿」


御園「触れるな


　 ・・・リリイ 椅子・・・」


そういってあのメルヘンチックな椅子に座る御園。


御園「はあ・・・疲れた

　 少し待て・・・」


・・・いやまだ車降りて５分も経ってないんですけど！？


？？？「・・・御園は少々体が弱いんですよ


　 城田Aさん 」


誰かの声が聞こえて振り返るが誰もいない。


・・・強いていうなら御園の頭に蝶がとまっているだけ


リボンみたいで可愛いな・・・


御園は私の視線に気が付いたのか


御園「・・・？何見て＿＿＿・・・ ！」


とまっている蝶に気が付いたのか

御園「髪にとまるなといつもいってるだろうが！！


　 リリイ！！」



・・・・リリイ？

修正しました→←守る強さ４

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す