吸血鬼の兄弟戦争に少女は何を思う

僕はだれだ６ ページ22

椿「ねえ 城田A 今日一番面白かった話をしてよ


　 昨日面白かったことは何？


　 吸血鬼を拾ったことは面白かった？


　 吸血鬼を殺したことは面白かった？


　 今も世界で誰かが死んでいることは面白い？


　 今も世界で誰かが生まれてくることは面白い？



　 ・・・・・・ねえ？」


そして狂ったように笑ったあと


椿「あーーーーー・・・


　 なんにも面白くない 」


希望がみえない眼をしてそう吐き捨てる。


次の瞬間、倒れていたはずのクロが椿を蹴り上げる。


が、椿は間一髪それを避ける。


クロ「てめえみてーな弟 心当たりねーよ」


はーーーいてえといいながら蹴られて血が出てている頭を押さえる。


A「クロっ！大丈夫なの！？



　 血飲む！？ 戦わないと・・・！」


が、クロから返ってきたのは


クロ「嫌だ」


その一言だった。


クロ「戦うなんてめんどくせー・・・それにもう疲れた・・・」


・・・・・さすが怠惰

この私でさえも言葉がないぞ。


・・・でも椿がサーヴァンプだっていうなら


A「椿の主人は・・・・？」

そんな疑問を口にしてみる。

とかろが聞いてはいけないことだったらしく


クロに蹴りをいれる。


A「クロッ！！」

椿「僕その話は嫌いだ もっと面白い話をしようよ

　 世界をもっと面白くする僕の提案を聞く？

　 僕はね吸血鬼ＶＳ人間でパレードみたいに騒ぎたいんだ

　 吸血鬼だからね 戦争の燃料に人間の血が必要なのは仕方ないよね

　 嘆きは歓声ににてパレードを盛り上げる そっちも兄弟全員あつめてよ」



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