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「いやー、助かったよ！ありがとう。」
そう言うと小さく微笑みを浮かべるイケメン。もはやプロの技ですね！
「いえ、どうせ同じ道なので。」
その隣で相変わらず下を向きながら歩く私こと、A(ニコ厨学生)。
なぜこうなったんだろう。
あれから、冷やし中華について何故かイケメンさんが凄い褒めてきたのでしばらくそのことについて語り合った。
若干焦っている様に見えたのはきっと気のせいだろう。うん。私は何も見ていない。
その後、道に迷っていたのを思い出したらしくスマホを見せてもらうと、なんともまぁ同じ目的地でした。
偶然すぎでしょ！こういうシチュエーションって少女漫画だけだと思ってたけど現実にもあるもんなんだね！！！
ということで、目的地目指して二人で歩いております。周りの目線が痛いです。あ、今絶対あの人兄弟だと思ったでしょ？違いますからね？
「ね、顔上げないんですか？」
「はい。」
「そっか、でも知ってる？下向いて歩いてると顔の血行が上手く回らなくて肌荒れ起こすらしいですよ？」
「はっ！？」
「あ、あげた。」
「そりゃあ肌荒れはレディが最も恐れる物ですから。」
「そうなんですか。」
「イエスイエス。」
「大変だね。」
「同情するなら金をくれですよ。」
「…え？」
「ごめんなさい。なんでもないです。冗談です。」
私が謝るとクスクス笑い出したイケメンさん。
やっぱりイケメンだからその姿は乙女ゲームの攻略対象かっ！て思うくらい、様になる。
こう見ると自分が醜く思えてくるわ…もー、やだやだ。世の中の美男美女は爆発しろ！！
あ、あと少しでデパート着くな。ついでにファミリーレストランも。
「あー、えーと、少し質問したいことが」
突然、イケメンさんの言葉を覆いかぶさるようにしてボカロ曲が流れだした。イントロしか流れてないけど絶対そうだ。ニコ厨検定２級には序の口ですわ。
え！？この人ボカロ知ってるの！？うそ！？先に言ってよね！！！
「…ちょっとごめん。」
「あ、はい。」
イケメンさんは苦笑いを浮かべながら軽く私に謝った後、手に持っていたスマホを２回とん、とんと指で軽くタップするとスマホを耳に当てた。
「ごめん。え？今？集合場所に向かってます。…了解、じゃ。」
ほんの３０秒ほどの通話時間を記録に残し、通話は切れた。
恐らく内容からしてはぐれた友達だろうか？つまり待ってるって事だよね？
ならば急がねば！！
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まき(プロフ) - 前読んだ時には高校生だったのにいまは大学生です。戻ってきてくれてありがとうございます。 (6月19日 19時) (
レス) id: 4828ffee4e (このIDを非表示/違反報告)
にゃー - 昨日梅干し食べました (2020年6月12日 17時) (レス) id: 6ef237c20a (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - お願いします！ 更新してください！ (2020年6月10日 18時) (レス) id: 85026b1c18 (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - えぇ！？！ここで終わりですか？！続きをお恵み下さいいい、！！！ (2020年3月30日 8時) (レス) id: 1d0204b58b (このIDを非表示/違反報告)
まひろ - え、嘘、終わりですか！？え、やだやだ、え！？← (2020年3月7日 14時) (レス) id: 9e28ad89d2 (このIDを非表示/違反報告)
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