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ベッドに押し倒され、


どれくらい経っただろう。








優しくしなくて良い、そう言ったのに、


先輩は終始、乱暴な素振りは見せなかった。






ある意味一方的だったのは、
自分が気持ち良くなろうとはせずに、


ただ、私のことだけを感じさせてくれた。









「…っ、……あっ、」








先輩に触られ、身体が波打つ。






快感と、見下ろす先輩が愛しくて、




キュッと腕を掴み、






「怜央、先輩……っ」








必死で見つめる。









すると先輩は切ない顔で、








「…嘘つき。」




そう零した。









「…先輩、」








先輩は今、何を思っていますか?






欲しいもの、求めるもの、
私は与えることが出来ていますか?








なんでそんな悲しい瞳をするんですか?

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作者名:踊れる人大好き芸人 | 作成日時:2017年1月19日 0時

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