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これは好都合、原作ファンの私からすれはご褒美だ。
グルッペン様と元悪女のイチャイチャ、更には他の攻略対象による元悪女の取り合いが見れる…！
嬉しさのあまり口角が上がってしまうのをなんとか抑える。
em「＿＿きっと、貴女の思う通りにはなりませんけどね」
『？何か他にも連絡事項がありましたか？』
em「いえ、空耳では？」
『そうですか』
でも何か言ってたような気がしていたのだけど、と小首を傾げた。
rbr「A、場所わかる？」
『へ？』
zm「シェアハウスんとこ。分からへんかったら地図情報送るで？」
いつの間にか復活していたゾムとロボロは、気付かぬ間にご飯を平らげていた。
rbr「いや、俺が送ったろか？」
『いや、あの住所だけ教えていただければ…』
em「いえ、ここは私が送りましょう』
『あの』
zm「俺が最初に言ったから俺が送るんや！」
『い』
rbr「はぁ？せやったらシェアハウスの話題を出したのは俺やし」
em「最初に連絡先交換したのは私では？」
zm「それは関係ないやろ！」
何故だろう、そこまで執着するのは。
うんうん唸っていると、携帯に着信が。
『…あ、トントン様が送ってくださったので大丈夫です』
zm「え」
rbr「へ」
em「…さいですか」
『いや、そんなしんみりしなくてもよくては？』
寧ろ此処は、こんなモブに時間かける手間が減って良かった〜って喜ぶところでは？
zm「なんだかんだ言うてまだ何も送れてへんから、それを口実に連絡取りたい……
…ってロボロが言うてたで」
rbr「はぁ！？それはお前やろ！」
em「つまり、私達はAさんにメールを送る口実が欲しかったんですよ」
zm「べ、別に俺は…いや、違くはないんやけど…」
rbr「っ、せや、Aと雑談したいねん」
『…？そんなお世辞を言ってもお金の持ち合わせはありませんが』
zm「ちゃうくて、本心なんやけど…」
『ただ連絡したいのならば普通に送っても構わないですよ？』
私の言葉にパッと顔を明るくする三人に、再び首を傾げた。この三人で誰が一番私と仲良くなれるか競走でもしてるのだろうか。いや、それは自惚れだな。
私は疑問を抱いたまま、三人は満足げな顔で、その場で解散したが、その日彼等から連絡が来ることはなかった。
矢張りただのお世辞だったのだろう。トントン様に感謝の言葉を送り、移住の準備が整ったところで、私は眠りにつくのだった。
いよいよ明日、シェアハウス開始の日である。
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なな - この話面白くてすきです！ (2021年7月19日 9時) (
レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
なな - こ (2021年7月19日 9時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
タラコ - すみません。42話のところの『''和食''は存在しないけど、、、』のところ和食と日本食逆になってると思います！ (2021年2月23日 9時) (レス) id: d000e7e9d5 (このIDを非表示/違反報告)
むっちゃい - モモさん» 有難う御座います！本当だ、急に話がとんでしまってますね…ご指摘有難う御座います！更新コツコツ頑張らせていただきます。 (2021年1月24日 9時) (レス) id: d7c3fd666c (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - めっっちゃ好きです…！36話から42話になってますよ！更新頑張ってください！！ (2021年1月23日 9時) (レス) id: 822858a868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むっちゃい | 作成日時：2021年1月8日 16時
