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rbr「でも、俺はAの方が綺麗やと思うなぁ…」
『………え』
rbr「………え？今、俺なんて言うた？」
『え？』
rbr「す、すまん！聞かなかったことにしてくれへん？」
「あら、ロボロさん」
rbr「ひゃい！？…あ、グルさんの」
「ご機嫌よう…あぁ、そちらの方はグルッペンの義兄弟ですか」
『ヘルディン・Aと申します』
すっと礼をすれば、元悪女さんは柔らかく微笑んで顔を上げるように言った。
「グルッペンがお世話になっています」
『いえ、私グルッペン様とは全くお会いしておりませんので…何も』
「あら、そうでしたか。あぁ、グルッペンのせいで義兄弟になってしまったのでしたっけ」
『グルッペン様のせい、というか…』
流石に、グルッペン様の婚約者にグルッペン様が悪いようには言えない。
お茶を濁せばそれを察したのか、そう、とだけ言い立ち去る元悪女さん。
rbr「…そういや今日はグルさんと一緒やなかったな…」
『いつも一緒にいらしてるんですか？』
rbr「おん、グルさんが彼女に惚れてるらしいで」
『はぇー…精一杯応援しときます』
rbr「せやな」
『……あの、ところでさっきの』
rbr「あーーーー！どこで昼飯食う？」
『…図書室に行きましょう』
分かりやすく話を逸らすロボロに、小さく溜め息を吐いてからそう言う。
そんなにお世辞ってバレたくないなら最初から言わなきゃいいのに。
rbr「図書室？」
『はい、いつもエミさんと一緒に食べているので』
rbr「え”」
まじかエミさん…絞めとこ、と怖いことを呟くロボロに気付かないふりで私は図書室へと歩き出した。
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『どうも…』
em「Aさん！…と、ロボロさん」
rbr「おま、そんな明らかにテンション下げんなや！」
zm「なんやロボロもおるんか」
『今日もゾム、いるんですね』
待ってましたと言わんばかりに此方を出迎えるゾムはさながら犬のよう。
いつになってもこの顔面偏差値の良さは変わらない。…それは当たり前か。
zm「早よ食お」
『お待たせして申し訳ありません』
em「全然大丈夫ですよ」
いつも通りエミさんの向かい側に腰掛ければ、ロボロは私の隣に座る。
反対側の隣にはゾムが座っているため、3:1というなんとも奇妙な組み合わせになってしまった。
『…エミさんが一人で可哀想なのでどなたか向こうに座ってはいかがでしょうか』
zm「……やって、ロボロ」
rbr「いやいやいや、別にゾムでもええんちゃう？」
zm「え、いや」
rbr「俺やっていややわ」
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なな - この話面白くてすきです！ (2021年7月19日 9時) (
レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
なな - こ (2021年7月19日 9時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
タラコ - すみません。42話のところの『''和食''は存在しないけど、、、』のところ和食と日本食逆になってると思います！ (2021年2月23日 9時) (レス) id: d000e7e9d5 (このIDを非表示/違反報告)
むっちゃい - モモさん» 有難う御座います！本当だ、急に話がとんでしまってますね…ご指摘有難う御座います！更新コツコツ頑張らせていただきます。 (2021年1月24日 9時) (レス) id: d7c3fd666c (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - めっっちゃ好きです…！36話から42話になってますよ！更新頑張ってください！！ (2021年1月23日 9時) (レス) id: 822858a868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むっちゃい | 作成日時：2021年1月8日 16時
