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作者…お星様が赤色に！？いつの間にかお気に入りしてくださってる方も増えていますし…有難う御座います！
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『…そう、だったんですか』
あまりに壮絶な過去に、思わず俯く。
大変な前世だったんだな…それに対して私は…私、は…？
あれ、私ってどんな前世を歩んでたんだっけ？友人は？家族は？年齢、名前…。私の最期はどんなだった？
em「…さん、ヘルディンさん？」
『…あ、ごめんなさい』
em「いえ、大丈夫ですよ」
今の今迄、気が付かなかった。私が前世について覚えているのは日本に住んでたということ、そして“悪役がやり直す系の恋愛漫画”が好きだったということ。それから、
『わ、たしにも、いました』
em「…？」
『大切な、友達。少し弱虫で、本が好きでした。あ、私彼を残して死んでしまいました。今何してるのかな…』
em「そうですか」
柔らかく微笑んだエーミール様を、見て、私も思わず笑顔になる。
彼のお陰で大切な友人の存在を思い出したのだ、感謝しなければ。
em「あの…」
『なんでしょう？』
em「すみません、関わらないでほしいとおっしゃっていたのに話しかけてしまって…」
目を僅かに伏せ、申し訳なさそうにするエーミール様に私も僅かに俯く。
『…そうですね、最初は最悪だ、なんて思っていました』
em「…」
『でも、こうして前世持ちという共通の秘密を抱える知り合いが出来ましたし、友人について思い出しました。ありがたいです」
em「…！」
『あと、関わるな、だなんて言ってしまいすみません…。話しかけてくださり、有難う御座います』
あまり人を真っ向から否定するのは駄目だな、そうしてたらエーミール様と前世の話が出来なかった。
ただだからと言って関わりすぎてしまえば原作に影響がでる…。
まぁ否定はせずに、自分から近付かなければいいか。流石に“関わるな”は相手を傷つける可能性があるかもしれないから。
必要以上に干渉しない。かと言って相手を否定しない。
そう、目標を変更したところで、エーミール様にあの、と声をかけられる。
em「もし、私達と関わったことで問題が起きれば、すぐにおっしゃってください」
『…わかりました』
そうは言われても、まだ言うわけにはいかない。
…私はただのモブ。彼が助けるべきはヒロインだということを忘れてはいけない。
em「………」
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なな - この話面白くてすきです！ (2021年7月19日 9時) (
レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
なな - こ (2021年7月19日 9時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
タラコ - すみません。42話のところの『''和食''は存在しないけど、、、』のところ和食と日本食逆になってると思います！ (2021年2月23日 9時) (レス) id: d000e7e9d5 (このIDを非表示/違反報告)
むっちゃい - モモさん» 有難う御座います！本当だ、急に話がとんでしまってますね…ご指摘有難う御座います！更新コツコツ頑張らせていただきます。 (2021年1月24日 9時) (レス) id: d7c3fd666c (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - めっっちゃ好きです…！36話から42話になってますよ！更新頑張ってください！！ (2021年1月23日 9時) (レス) id: 822858a868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むっちゃい | 作成日時：2021年1月8日 16時
