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『…それで、ぺ神はどうするの？』
sn「どうするって…どういうこと？」
『知ってると思うけど、移住するって、シェアハウスにだから。次に居候するところは決まったの？』
sn「…え？」
俺、連れてってくれへんの？そう言うぺ神は驚いたように目を丸くしていた。
『え、ついてくるの？』
sn「せやで？」
『え？』
sn「…なんなん、Aは…
＿＿＿＿＿俺を置いてくつもりなん？」
賑やかだった食卓は一気に鎮まり帰って、ぺ神の射抜くような視線が突き刺さる。
『え、ちがうよ…？他の人にバレたりしないの？バレても大丈夫なの？』
幽霊ってそういうもんじゃないの？そう尋ねれば張り詰めていた空気がふっと緩み、ぺ神はいつものような柔らかい笑みを浮かべた。
sn「なんや、俺のこと心配してくれてたん？」
『え？いや、まぁ……そうだけど』
sn「ふーーん？」
『ちょ、によによしないでよ』
sn「によによしてへんで？」
『いや、変な顔して笑ってんじゃん』
sn「……え、俺笑ってる…？」
此奴は何を言っているんだと思いながら頷けば、少し驚いたようにぴたりと動きを止めた。
『そうそう。いじわるそ〜に口角上がってたよ？こんな風にっ』
sn「うわっ」
ガタッと椅子から立ち上がってぺ神のほっぺたをむにーっと引っ張れば、彼は驚いたように一歩下がった。
てっきり、いつもみたいにやり返したりするかと思ったのに、予想外の反応に硬直する。
sn「〜〜〜〜っ、嘘やろ…！ちょ、涼んでくるわ！」
『…へ』
傍に置いていた雑面を乱雑につけて、ふわふわと飛びながらどこかへ行ってしまったぺ神。
彼の顔がやけに熱かったのと、去り際に見えた耳が赤く染まっていたのを思い出し、とくとくと鳴る鼓動が聞こえないように首を大きく横にふった。
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なな - この話面白くてすきです！ (2021年7月19日 9時) (
レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
なな - こ (2021年7月19日 9時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
タラコ - すみません。42話のところの『''和食''は存在しないけど、、、』のところ和食と日本食逆になってると思います！ (2021年2月23日 9時) (レス) id: d000e7e9d5 (このIDを非表示/違反報告)
むっちゃい - モモさん» 有難う御座います！本当だ、急に話がとんでしまってますね…ご指摘有難う御座います！更新コツコツ頑張らせていただきます。 (2021年1月24日 9時) (レス) id: d7c3fd666c (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - めっっちゃ好きです…！36話から42話になってますよ！更新頑張ってください！！ (2021年1月23日 9時) (レス) id: 822858a868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むっちゃい | 作成日時：2021年1月8日 16時
