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em「私の友人を侮辱しないでくださりますか？」
no「わ、私は侮辱なんて…」
em「いいえ、侮辱です。自覚有りではなく無自覚ならば尚更恐ろしい。貴女は人の心を理解することができないんですか？
貴女が言っていることは、彼女が私達に名声欲しさに近付いていると言っているようなものなんですよ？」
no「事実、そうじゃない！」
em「……」
焦ったように叫ぶノーラさんを冷ややかな目で見るエミさん。
そんな彼のバトンタッチを受けるかのようにゾムが口を開く。
zm「あんたうっさいわ」
no「…え？」
zm「図書室は騒ぐ場所ちゃうやろ。迷惑やから出てってくれへん？」
no「な、なんでよ…」
瞳に薄っすら涙を浮かべるノーラさんに、ゾムは“お願い”ではなく“命令”する。
zm「お願いやから、出てってくれへん？
…………早よ出てけ」
no「ﾋｯ」
私ですら涙が出そうな程の圧に、ノーラさんはぽろぽろと涙を零した。
そんな、酷い、とつっかえながらそう言う姿は流石に気の毒になって、大丈夫？って言いながらハンカチを差し出したらその手を払われた。
no「…あんたのせいで…私がヒロインなのに、折角転生したのに…そうよ、これはイベントなのよ…」
いや怖。てか貴女も転生者だったのね納得したわ。
ヒロイン転生だと思ってたのね。残念、真のヒロインは元悪女さんなんです。てかそろそろ元悪女さん登場してよ。元悪女と攻略対象のいちゃいちゃが見たい。
未だに泣き続け、図書室から出て行こうとしない彼女に戸惑う私。先程の独り言を聞いたからには彼女に同情出来ないしかと言って泣いている女の子にキツいことは言えない。
ゾムが舌打ちを打って立ち上がったそのとき、豚のピンのついたニット帽が特徴的な人が入ってきた。
『あ、不人気だ……やべ』
sha「不人気ちゃうわ！…ノーラ大丈夫？何されたん？」
no「シャ、シャオちゃん…あのね、この人が私に出てけって…邪魔者だって…」
『……？？』
zm「はぁ！？Aはそんなこと言うてないやろ！」
no「ゾム様はAさんに脅されてるの…！」
em「貴女は何を言ってるんですか。阿保なんとちゃいます？」
sha「ノーラ、それほんまなん…？」
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なな - この話面白くてすきです！ (2021年7月19日 9時) (
レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
なな - こ (2021年7月19日 9時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
タラコ - すみません。42話のところの『''和食''は存在しないけど、、、』のところ和食と日本食逆になってると思います！ (2021年2月23日 9時) (レス) id: d000e7e9d5 (このIDを非表示/違反報告)
むっちゃい - モモさん» 有難う御座います！本当だ、急に話がとんでしまってますね…ご指摘有難う御座います！更新コツコツ頑張らせていただきます。 (2021年1月24日 9時) (レス) id: d7c3fd666c (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - めっっちゃ好きです…！36話から42話になってますよ！更新頑張ってください！！ (2021年1月23日 9時) (レス) id: 822858a868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むっちゃい | 作成日時：2021年1月8日 16時
