第159Q ページ42
そこからの誠凛の勢いは止まらず、あっという間に霧崎第一の点数を追い越した。
しかし、花宮さんはラフプレーやスティールしかできないわけなく･･･
すぐにやり返され、追い抜かれてしまった。
さすが無冠の五将と言うべきか、普通に上手いんだよな･･･
何回も言うけど、ラフプレーとかしてなくていいからこういう戦い方をしてよ！！！
花「小細工無しでも俺は、点なんていつでも取れんだよ」
そんな声が聞こえてきた。
花「正直潰せなかったのは不満だが、勝てばどっちにしろお前らの夢はゲームオーバー。虫酸の走る友情ごっこもおしまいだ。」
何やら花宮さんが話しているが、よく聞こえない。
黒「･･･ふざけるな」
それでも、ゴール下にいたテツヤの声が、なぜだかはっきりと聞こえた
黒「僕は『キセキの世代』のバスケットが間違ってると思って戦うことを選びました。
けど、彼らは決して･･･、お前のような卑怯なことはしない･･･！！！
そんなやり方で、僕らの･･･先輩達の･･･」
テツヤが、グッと左手に力を込める。
黒「
その声と共にボールはコートを縦断し、大我の手に渡った。
イグナイトパス！！！！
そして、大我は魂の籠ったダンクを見舞う
残り試合時間が、10秒をきったときの出来事だった。
その後も油断せず、加点を重ね･･･
ﾋﾞｰｯ!!!!
ブザー音が響き渡る。
「･･･誠凛高校ウィンターカップ出場決定！！！！」
それは、誠凛の勝利を事実にしたのだ！！！
わあああっ！と歓声が降り注いでくる。
私も立ち上がって、1年ズと手を取りあい喜んだ！！
勝った！！戦い抜いた！！！！
私たちの戦いは、まだまだ続くし、待ち受けているキセキの世代とも戦える･･･！！！
その時、隣のコートで秀徳と泉真館の試合が終わり、見事秀徳がWC出場の切符を手にしたのを私は見逃さなかった。
今年は限定で設けられた特別枠のおかげで、テツヤを含めた、キセキの世代全員が集まる最初で最後の大会･･･。
ゾワゾワと、恐怖とも似た高揚感が私を襲った
その中で、誠凛は、全国1位を目指してるんだ･･･！
一筋縄じゃいかない、、波乱の予感がしたんだ。
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涸萌佳雨(プロフ) - りおさん» わぁ！！ありがとうございす！！コメント嬉しすぎました･･･(;_;) 亀更新ですが気長に待ってくださると嬉しいです♡ (2023年1月31日 13時) (
レス) id: 2f583b5d8c (このIDを非表示/違反報告)
りお - この小説大好きです！更新楽しみです！ (2023年1月31日 7時) (レス) @page44 id: b489825e8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涸萌佳雨 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/
作成日時：2022年11月22日 12時
