第135Q ページ18
夏休み最後の山合宿も終え、季節は夏から秋に移ろい･･･、そろそろ肌寒くなってきた11月7日
今日から
私たちが、桐皇にリベンジするためにもこの予選で上位2校に食い込まないといけない。
でも、私たちの地区(都予選)は激戦区でもあるんだ。
緑間のいる秀徳は必ず勝つだろうし、泉真館も強敵
この大会は、恐らく、キセキの世代全員が集う最初で最後の大会になるに違いない･･･。
それぞれの思いを胸に、
私たち誠凛は、丞成高校に挑んだ
と、挨拶を交わした直後、相手高校の1人の選手が、静かに涙を零したのだ！
んん！？？
私は急いで選手名簿に目を落とす。
ええっと、彼は鳴海大介、1年センター！
鳴「マネは文句なし、むしろイイ･･･
けど！！！相手の監督、女って言ったのに･･･、もっとこうボインっつーか･･･テンション上がんねぇつーか･･･色気ゼロじゃんっ！！！
俺のトキメキを返せー！！」
あ･･･、
私は、その言葉を聞いて、ギギギッと音がしそうなほどゆっくりと顔を隣に立つリコ先輩に向けた。
満面の笑みのリコ先輩は、右手を親指以外折って･･･
首を斬る仕草をした後、ﾀﾋねのハンドサイン･･･
ブチｺﾛせだそうです･･･。
コート内の選手が縮み上がったのは言うまでもない。
その試合は、木吉先輩の大活躍や日向先輩との連携で見事勝ち越すことができたのだ！！
まぁ、リングに顔ぶつけて運ばれた人が1名いるけども。
そんな人初めて見たよ、本当に。
でも、最後のダンクは凄かったな。ちゃんと出来てはなかったけど、まさかのレーンアップ。そして、あの覇気･･･。
私は、なんとなく･･･そう、なんとなく、かつてのキセキの世代を纏っていた雰囲気を感じたんだ。
けれど、その漠然とした感覚･･･直感みたいなものを、現地にいないはずのキセキの世代も、感じ取っていたなんて、知る由もなかった。
それが、天才の領域という扉が開けられたことによるものとは、キセキの世代しか知らない。
そして、各々の会場で開かれたベスト4決定戦の結果が発表された。
決勝リーグ進出校は誠凛に加え
秀徳、泉真館、霧崎第一
ん、？霧崎第一･･･？
どこかで見たような、聞いたような･･･
その時は思いもしなかったんだ。
まさかあんなことになるなんて。
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涸萌佳雨(プロフ) - りおさん» わぁ！！ありがとうございす！！コメント嬉しすぎました･･･(;_;) 亀更新ですが気長に待ってくださると嬉しいです♡ (2023年1月31日 13時) (
レス) id: 2f583b5d8c (このIDを非表示/違反報告)
りお - この小説大好きです！更新楽しみです！ (2023年1月31日 7時) (レス) @page44 id: b489825e8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涸萌佳雨 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/
作成日時：2022年11月22日 12時
