第129Q ページ12
『とっ、ところでー！
青峰がヒジ故障したのって、あの試合で無茶したせいよね？
キセキの世代の弱点は、才能に体が追いついてないことだよね。これは大我にも言えるけど。』
私は早口＆笑顔でそう言った。
恋愛話は一旦終わり！強制終了です！！！
大我が、俺？と言いたげに自分を指さした。
『キセキの世代はいくら天才でも、同じ体の出来上がってない高校生。
力の限界を突破すれば、反動で体を痛めるのは当然です。』
大我は経験したよね？もう無理はしないでね？と圧をかける目線を向けると、ギクッと彼が肩を揺らした。
桃「うん。そうだよ。
それは、青峰君も例外ではなく･･･」
さつきの話はつまり
ヒジを怪我したまま試合に出るのは危ないと判断したさつきが監督に頼み、半ば無理やり青峰をスタメンから外した。
もちろん、青峰は大荒れしたが、監督は無視。
そして、さつきが監督に助言したことがバレたせいで喧嘩になった。
ということらしい。
桃「二度と顔見せんなブスって･･･言われて･･･」
酷いな青峰･･･！！そんなこと、嘘でも女の子に言っちゃダメでしょ！
正直めちゃくちゃイライラしてる！
あいつの悪いところは、こーゆーとこだよね！？
勢い任せで思ってもないこと言っちゃってさ！！
それに、夢中になったら、自分の怪我の度合いも分からなくなって判断力が鈍るのもダメなところ。下手したらバスケ人生に終止符を打たれ兼ねないのに･･･。
私は大きく息を吐き出す。
火「･･･つーかさ」
その後ろで大我が、ジト目をさつきに向けていた。
火「お前黒子が好きなんじゃねーの？
だったら、青峰に嫌われよーが、知ったこっちゃねーじゃん」
あ、アウトー
その言葉を聞いたさつきが再び泣き出した！！
桃「そうだけど･･･、そういうことじゃないでしょお！？
テツ君の好きとは違うってゆうか！危なかっかしいってゆうか！どうしてもほっとけないんだもん！あいつのこと！」
火「え！？あ･･･その、すみませ」
黒「火神君、デリカシー無さすぎです」
『そうだそうだ』
ブーイングの嵐が大我に注がれたのだった。
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涸萌佳雨(プロフ) - りおさん» わぁ！！ありがとうございす！！コメント嬉しすぎました･･･(;_;) 亀更新ですが気長に待ってくださると嬉しいです♡ (2023年1月31日 13時) (
レス) id: 2f583b5d8c (このIDを非表示/違反報告)
りお - この小説大好きです！更新楽しみです！ (2023年1月31日 7時) (レス) @page44 id: b489825e8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涸萌佳雨 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/
作成日時：2022年11月22日 12時
