ONE OK ROCK 短編小説 (ページ4)

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1-4話ページ4

『遅くなりそうだったけど、必死で仕事おわらせたんだけど？』

「ありがとうございます・・・」

だんだん恥ずかしくなってきてしまう
しかし、彼のおせっきょうは終わらない

『病院行くとか、俺のこと心配させたかったの？』

「・・・」

『ん？』

「・・・いや・・・」

『いいなさい』

「・・・休んだことが申し訳なくていったんだけど、
貴寛仕事行くときもちょっとそっけなかったし、連絡くれないし
抗議したくなって、それで・・・」

『連絡しなかったんだ』

「はい・・・」

『さみしかったんだ』

「風邪だったからっ」

『仕事は言ったのにね』

「・・・ごめんなさい」

『でも、よかったよよくなって』

「うん、ありがとう」

『どーいたしまして、次からきをつけましょー』
棒読みで先生みたいなことをいうから
笑ってしまった。
すると、『なにわらってるの』とおこられた

「貴寛ー」

『ん？』

「好き」

『うん』

「あと、ごめん」

『いいよ、もう。』

「うん」

『俺もすきだよ』

仲直りした後に、晩御飯を作ろうと冷蔵庫を開けてみると
栄養ドリンクやスポーツドリンク、果物や梅干しが大量にはいっていて
冷凍庫にはアイスノンと、氷が入っていた

「あいされてる・・・？」

彼の愛を感じて、笑みがこぼれた。