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少し強引に後ろに押されて、倒れこむ。


マホトの腕が支えてくれたとはいえ
当たった背中とお尻が少しだけ痛かった。



「・・・・・どうしたの、」



マ「会いたいとか言ってくんのやめてくんない」





強引に呼吸を整わせたマホトが
低い声で言う



「あ・・・ごめ、「そんなの」


マ「そんなの俺もに決まってんじゃん」





サグワが急に来たから送っちゃっただけで
ちゃんと自分の中で留めておこうと思ったんだよ
って、そんな弁解は必要ないみたい




マ「我慢してたのにさぁ、もぉ〜〜〜〜〜〜〜」




バタバタと、マホトが動くたびに
髪が頬に当たってくすぐったい




そっと顔をあげたマホトの表情が
信じられないくらい優しくて




一瞬で、ぐにゃりと視界がボヤける




会いたかったなぁ
その顔が、見たかった



手を伸ばして
白い頬に添えると



マホトは目を閉じて口角を上げる


「っ、」



パクッと、
添えた手から人差し指が
彼の口に食べられて




それから当たり前のように
かじりつかれる



マホトの口から出てきた私の指は
赤く、彼の歯型がくっきりと
ついていた

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設定タグ:マホト , ワタナベマホト , 仲間家   
作品ジャンル:恋愛
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ヒナ(プロフ) - 何度読んでも飽きない大好きなお話です。 (2021年7月19日 21時) (レス) id: b454a587c3 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ。 - 何回読んでも飽きない小説憧れます ("∀")// (2018年12月19日 1時) (レス) id: aaced1c0e9 (このIDを非表示/違反報告)
まほちゅり(プロフ) - 読み返してて、気づいたら涙がこぼれ落ちていました。すべての言葉に感動して、この小説以上に素晴らしいものは、私はないとおもいます。本当に素晴らしい作品をありがとうございました! (2018年7月1日 2時) (レス) id: b757ccbd96 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - たまに読み返したくなって読み返すけど毎回泣けます! (2018年4月12日 2時) (レス) id: 6bd98be78d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆうかさん» 遅くなってごめんなさい!一番だなんて、本当に嬉しいですありがとうございます。また私の書いたお話でその一番を抜かせるように頑張りたいと思います^^コメントありがとうございます!! (2018年4月7日 20時) (レス) id: 7a341cad47 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:グン。 | 作成日時:2017年8月13日 22時

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