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”もう何もないので”
さっきのマホトの言葉が
脳内で何回も再生される
もう終わり
もうさよなら
最初から夢物語だったんだ
彼は有名人で
私は一般人
あっちとこっち
何かの間違いでくっついただけで
絡まっても簡単に解けてしまうんだ
少し考えれば分かることだったでしょ
考えようともしないくらいに
彼が私に魔法をかけてくれていたんでしょ
その魔法もついに解けてしまった
-ガタンッ
一階から聞こえる物音
アメがまた玄関の棚によじ登って
何かを倒したみたい
そこに登って構ってくれるのは
マホトだけだもんね
優しく手を広げておいでって
言ってくれるんだもんね
バタバタと廊下を走る音に
誰か人間が来たのだと気づく
相馬さんかな、ジンくんかな
へきほーかな
あぁでも、撮影だから
こんなに早いはずはない
サグワかな、ゆうこんくんかも。
てつやくんとか
しばゆーくんとかだったらどうしよう
ちゃんとおもてなし出来ないよ、今
リビングに行って誰もいないからか
足音は静まって、
しばらくしてからトントンと
階段を上る音が聞こえてきた
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ヒナ(プロフ) - 何度読んでも飽きない大好きなお話です。 (2021年7月19日 21時) (
レス) id: b454a587c3 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ。 - 何回読んでも飽きない小説憧れます ("∀")// (2018年12月19日 1時) (レス) id: aaced1c0e9 (このIDを非表示/違反報告)
まほちゅり(プロフ) - 読み返してて、気づいたら涙がこぼれ落ちていました。すべての言葉に感動して、この小説以上に素晴らしいものは、私はないとおもいます。本当に素晴らしい作品をありがとうございました! (2018年7月1日 2時) (レス) id: b757ccbd96 (このIDを非表示/違反報告)
ま(プロフ) - たまに読み返したくなって読み返すけど毎回泣けます！ (2018年4月12日 2時) (レス) id: 6bd98be78d (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - ゆうかさん» 遅くなってごめんなさい！一番だなんて、本当に嬉しいですありがとうございます。また私の書いたお話でその一番を抜かせるように頑張りたいと思います＾＾コメントありがとうございます！！ (2018年4月7日 20時) (レス) id: 7a341cad47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グン。
| 作成日時：2017年8月13日 22時
