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「ただいま」
一緒に行った友達と別れて
タクシーに乗って家に帰る
「おかえり〜」
リビングには
へきトラジンの３人がいて
当たり前のその光景に
思わず吹き出してしまった。
ジ「・・・何？」
いきなり笑い出した私を見て
ジンくんが不審そうな顔をして
ジンくんの膝の上に寝転んだアメが
ニャア、と短く鳴いた
「ただいま」
肩に下げたカバンを置いて
ソファの、ジンくんの隣に腰をおろす。
膝の上のアメの頭をそっと撫でたら
気持ちよさそうに目を閉じていた。
相「楽しかった？」
あぐらをかいた足の上に
パソコンを置いた相馬さんが
私の方を向く
「うん、とっても」
格好良かった、と笑って見せたら
ごちそうさまで〜す、とからかわれる。
「何見てるの？」
立ち上がって相馬さんのパソコンを
後ろから覗き込むと
そこにはマホトの姿があった。
相「水溜りボンドの生配信」
「え、これ生なの？」
相「そうだよ２４時間やってんの」
「マホト、出てるの？さっきまでライブしてたのに？」
相「ね〜、俺もマホトきた時びっくりしちゃった」
「・・・ほぇ〜」
なんて体力の持ち主なんだと
画面を見ながら感心する
少し酔っ払っているのか
ケラケラ笑っているマホトは
見ているこっちまで笑ってしまいそうになるくらい
楽しそうにしていてた。
「汗かいたからお風呂はいってもいい？」
リビングを出てお風呂場に移動する
脱衣所で服を脱いだ後
いつもと同じように右手の指輪を外す
「・・・・・」
「来年の今日、雨降ったら結婚しよっか」
そういったのを
彼は覚えているんだろうか
それともほんの気まぐれなんだろうか
マホトの言った
”来年の今日”まであと一ヶ月もない。
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ヒナ(プロフ) - 何度読んでも飽きない大好きなお話です。 (2021年7月19日 21時) (
レス) id: b454a587c3 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ。 - 何回読んでも飽きない小説憧れます ("∀")// (2018年12月19日 1時) (レス) id: aaced1c0e9 (このIDを非表示/違反報告)
まほちゅり(プロフ) - 読み返してて、気づいたら涙がこぼれ落ちていました。すべての言葉に感動して、この小説以上に素晴らしいものは、私はないとおもいます。本当に素晴らしい作品をありがとうございました! (2018年7月1日 2時) (レス) id: b757ccbd96 (このIDを非表示/違反報告)
ま(プロフ) - たまに読み返したくなって読み返すけど毎回泣けます！ (2018年4月12日 2時) (レス) id: 6bd98be78d (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - ゆうかさん» 遅くなってごめんなさい！一番だなんて、本当に嬉しいですありがとうございます。また私の書いたお話でその一番を抜かせるように頑張りたいと思います＾＾コメントありがとうございます！！ (2018年4月7日 20時) (レス) id: 7a341cad47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グン。
| 作成日時：2017年8月13日 22時
