dr先生の呼び方に悩む話。魔入間 ページ8
魔入間のダンタリオン・ダリ夢
バビルス職員、相当年下の夢主
お互い恋愛感情も友情もあるのであんまり距離感も気にしないしほぼ付き合ってるようなもんだけど正式に恋人になるのはまだ遠い
ー
↓
『ダリ先生、ダーリン、ダーリン先生、ダリ、ダリくん』
「なーに」
『わっちゃﾌﾟﾘﾏｼﾞ』
『わっ……。』
「ビックリしたね、で。どしたの」
『特に大事な用があるってわけでも無いんですけど、ダリ先生の呼び方に悩んでて』
「いいよ、ダーリンでも。ハニー？」
『はちみつっぽいのはダーリン先生ですけどね』
「ややこいね」
『ややこいですね』
『ハニー』
「ダーリン」
『……。』
「…。」
『ハニー先生』
「きみ、Aって名前があるよね…ダーリン？」
『ハニー先生もダリって名前があるじゃ無いですか』
「ああ、なんかやだ。ダリって呼んで」
『ダリ……くん』
「きみ年下だよね」
『ダリ』
「きみ年下だよね！！！」
『…じゃあどうしろと』
「いつも通りでいいよ、それが一番安心する。ね」
『……。』
『マイハニー』
「マイダーリン…？ねえ、いつもみたいにダリ先生って、呼んで！ちゃんと言わなかった僕が悪いね。うん」
『ふは、っ…せんせ必死だ。焦ってる』
「勘違いされるじゃん。聞かれたら」
『ふふん、職員ではありますけどね』
『先生は教師だから生徒に手はあんまり出さないって信じてます、でも年齢差OKなら惚れた場合がっつくでしょ』
「そうだねえ、悪魔だもん」
「男でも女でも子供でも老人でも」
『子供はやめなさい』
「いて」
『あ、ダリ先生。カルエゴさん』
「やっと呼んでくれたと思ったらカルエゴ先生の名前出すのきみほんとにそういうところだよ妬いちゃうな」
『ダリせんせー』
「うんうん、もっと呼んで」
この日からしばらく一言喋るたびに名前呼びを待たれる夢主であった。
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作者名：amekuzu | 作成日時：2023年11月11日 0時
