検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:2,000 hit

第1話【不思議なお手紙】<山瀬晴歌> ページ1

「ふぅ・・・これでお洗濯は終わったみたいですね・・・」


ベランダに出て洗濯をし始めて早三十分。
私は自分の額の汗をぬぐうと、ため息をついた。


「・・・後、夕御飯の準備とお手紙の確認もしないと・・・」


そう言うや否や、私は家の中に入り、料理を始めた。
そしてまた三十分ほど経ち、料理を終えて私は玄関に向かった。
玄関ポストには数枚の手紙があり、それを取り出した私はその内の一枚をまじまじと見つめた。


「・・・『山瀬晴歌様へ』・・・差出人がどこにもない?」


どういうことでしょう、と首を捻った私は、おそるおそるその手紙を開きました。
そこには、こんな事が書かれていました。


『ー本日、幻想郷は滅びました。

住人達には、止められませんでした。

でも、貴方には止められる。

しかし、きっと辛く長い道のりでしょう。

それでも貴方は、この結末を救いたいですか?』


「・・・えっ?」


訳が分からない。
正直に言うと、何故自分なのかも分からない。
けど、体は自然と動いた。


『はい』


不思議なお手紙の一番下。
金色の線が引かれていた場所に、私はそう書き込んだ。
瞬間、辺りが真っ白になってー


「あやややや、貴女、急に現れてどうされました?」


いつの間にか、そこは家では無くて。
目の前にいた烏の、そんな声が聞こえた。

第2話【不思議な手紙】<名瀬 死勇>→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.4/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 更新してき終わりました (2017年7月6日 22時) (レス) id: bd34dca449 (このIDを非表示/違反報告)
征我(プロフ) - 編集終了です! (2017年7月6日 19時) (レス) id: a30172f436 (このIDを非表示/違反報告)
征我(プロフ) - 編集します! (2017年7月6日 16時) (レス) id: a30172f436 (このIDを非表示/違反報告)
征我(プロフ) - 編集終了です! (2017年7月4日 21時) (レス) id: a30172f436 (このIDを非表示/違反報告)
征我(プロフ) - 編集します! (2017年7月4日 19時) (レス) id: a30172f436 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:幻想郷を救う者達 x他2人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年6月23日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。