虹色の恋.。【短編集】

赤色の恋 ページ1

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『....さむ』



コートきてモコモコブーツはいてマフラーして手袋して、



パーフェクト防寒してるのに寒いのは

きっとこの冬の寒さのせい





....だけじゃ、ない。




「○○公園で１時にまっといて！久々のデートしようや」



最近友達とか趣味ばっかで、全然私にかまってくれなくて、そろそろ潮時かな....なんて思ってた彼氏から久々のデートに舞い上がってた


私がばかだった。



『....もう３時半だよ....』




さすがに寒すぎるからもうそろそろ帰ろうかな、なんて思ってたときに、




渋谷『...あれ、Aやん、なにしてん』



『....すばる』



幼馴染みのすばる(+その友達と思われる人達)が登場。



渋谷『さむない？なにしてんそこで』



『すこーしもさむくないわ((((；゜Д゜)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ』



渋谷『どこがやねん笑』



こいつはなんか、話しただけで心があったまるような、そんな、力をもってる。


『ははっ、』



久しぶりに、笑えたし




悲しい気持ちが、和らいだ。





友達『おーいすばる！はやくこいよー！』



渋谷『あ、先いっといてー』



『え、だめだよ！友達のところにいってきなよ、』




渋谷『ええねん、Aと話したい』




....たまーに、ちょこっとドキドキさせてくるやつ、

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