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箱の中からは微かに禰豆子ちゃんの呻き声が聞こえる。
炭「俺の妹を傷付ける奴は柱だろが何だろうが許さない!」
炭治郎はそう言って実弥に突進する。
実弥は「そうかい良かったなァ」と言って突き刺した刀を抜いた。
まさか炭治郎を斬るつもりなんじゃ、、
『やめて!実弥っ!!』
実「?!」
私の声に反応したのか斬る寸前でスピードが落ちた。
炭治郎はその隙に高くジャンプして実弥に頭突きする。
そして、、
御「よく来たね、私の可愛い子供達」
御館様がいらっしゃった。
柱全員一列に並び跪く。
御「おはよう皆、今日はとてもいい天気だね。空は青いのかなぁ。顔ぶれが変わらずに半年に一度の柱合会議を迎えられたこと嬉しく思うよ」
実「御館様におかれましても御創建で何よりです。ますますの御託を切にお祈り申し上げます」
おー、今回の挨拶は実弥が言ったかぁ。
蜜璃ちゃん言いたげな顔してたのに。
そして案の定、柱合会議の前に炭治郎と禰豆子ちゃんについての話となった。
勿論、冨岡さんと私以外の柱は反対。
そんな時、御館様の子供様は手紙を出し呼んだ。
「この手紙は元柱である鱗滝左近次様から頂いたものです。一部抜粋して読み上げます。
炭治郎が鬼の妹と共にあることをお許し下さい。禰豆子は強靭な精神力で人としての理性を保っています。飢餓状態であっても人を喰わず2年以上の年月が経ちました。にわかに信じ難いですが事実です。禰豆子が人を喰った時には竈門炭治郎及び…
冨岡義勇、鱗滝左近次そして子村雨Aが腹を切ってお詫びします。」
_ _さくちゅ_ _
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作者名:むぎむぎ | 作成日時:2020年3月1日 18時