狗巻先輩に愛されたいっ

一年ズ1 ページ14

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「野薔薇ちゃん伏黒くん、お待たせー！」




おろしたてのジャージを着て準備万端。


今日も2年の先輩達に稽古をつけてもらう。





「Aやっぱりその色にあってるじゃん！」


「野薔薇ちゃんもそっちの色にしてよかったね！」



野薔薇ちゃんが白ベースにネイビー。

あたしは白ベースに水色にした。






伏黒は新調したジャージを褒め合う女子2人を交互に見た。








「お揃い？」




「そうそう！この間2人でショッピングしたとき買ったの」



ふーん、伏黒くんはそれだけ言って歩き出した。






…は！！


「伏黒くんも欲しかった！？ごめん！今度3人でお揃いしよ！？」



伏黒の前に回り込んで申し訳なさそうにするAに野薔薇は吹き出した。






そっかそっか、そうだよね。


今はもう3人しかいない同級生なのに、1人だけ仲間外れされたーとか思ったかな。



悪いことしちゃったな。







「いや、俺は別にそういうのは」



「次のお休みあいてる？」



「おい、聞け」






伏黒くんは青かな。



青系で合わせよう。

うんうん、きっと似合うし。









「お。いい所にいた、パシリども」




ん？







3人同時に振り返ると仁王立ちした真希さんがニヤッと笑っていた。









−−−

星の色変わりました、ありがとうございます(*´꒳`*)



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