さようなら２ (ページ6)

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MG side

お風呂から上がったあおは珍しく一人で髪を乾かし、スキンケアした様だった。

いつもはヒョン頭乾かしてくださいってドライヤーを日替わりで頼みに来るから今日も少し期待していたのに…

他のヒョン達も俺と同じ気持ちだったみたいで少し落ち込んでいる。

HS「あお!そういえばデビュー曲では踊るのか?」

you「はい、ダンスしますよ。」

HS「振り付けは自分で作るのか?」

you「はい、振り付けも自分で作ります。」

HS「それ、おれが手伝ってやるよ!ヒョンに任せなさい!」

you「えっと…」

この感じはやばいかも

you「…ごめんなさい。振り付けも外部の人にお手伝いを頼んだんです…」

HS「……そっか。分かった!」

案の定じゃーん、スニョンイヒョン落ち込んじゃったよ。
項垂れてる。

ジフニヒョンは横でざまぁみたいな顔しないの!!

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JS side

落ち込むスニョンを横目にあおは自分のクローゼットに向かった。
ついていくと…

そこには自分の服をキャリーに詰め込むあおの姿が!

JS「なにしてるのあお!!」

僕の声に気が付いたみんながこちらに集合する。

you「え?」

JH「何してるの?」

you「荷造りです。」

JS「何で荷造りなんてしているの⁉」

you「え?何でって…明日引っ越しだから??」

SVT「は⁉」

JS「引っ越しってどういう事!?」
SC「なんで引っ越すんだ!?」

you「え?僕明日から練習生の宿舎に行くんです。」

DN「なんで⁉あおもデビューするんだからここで一緒で暮らせばいいじゃん!!」
SG「そうだよ!」

you「でも最後のドキュメンタリーとるんでしょ??」

SVT「あっ!」

SG 「…そうじゃん」
WN「確かにそう考えるとダメか。」
SC「そうだな…。」

MG「でもとりあえずあおがデビューするまででいいじゃん!」
JH「ん?」
MG「だってそうじゃん!!元々一緒に住んでたんだしあおがデビューするまではサプライズだし隠さなきゃだけどそれ以降は今まで通りでも問題ないでしょ?」
DK「確かに、それに事務所があおを一人暮らしさせるとは思えないし…」
JH「まぁそうかもしれないな。スンチョラ～」

SC「ん、分かった。社長に確認取ってみる。」.

JS「それならいいね。あお荷造り手伝うよ。」

you「…ありがとうございます。」

この時の僕らはあおが二度とこの宿舎に戻ってこないなんて思ってもみなかった。