さようなら２ (ページ41)

今日:14 hit、昨日:26 hit、合計:124,376 hit

・ページ41

嫌な夢を見た。

あの日のようにヒョン達が僕を置いていく夢。

僕だけがメンバーになれなかったあの日の事を思い出した。

夢だって分かっていたけど、どうしようもなくて叫び続けて苦しくなって

息が止まってしまうんじゃないかって思った

そんなときにどこからか声が聞こえて

ゆっくり目を開けるとこちらを心配そうにのぞき込むちみひょん達がいた。

安心した、苦しさから逃れられて

覚醒しきっていない頭で甲斐甲斐しく僕のお世話をしてくれるヒョン達を眺めていると

だんだん意識がはっきりしてきて周りが見えてきた。

見たことがない場所で、どうやら誰かのお家のようだ。

you「ここどこですか…」

そう呟くと

jm「ここはね僕たちの宿舎だよ」

そう言われ驚いた。

you「えっ⁉なんで僕がヒョン達の宿舎に??」

jk「今日はお泊り会だよ。」
th「そうそう、ヒョン達とお泊り会しよう」

you「え??」

jn「出前頼んだから蒼も食べよう」
yg「そうですね。行くぞ」
jh「お腹すきましたね」
nj「そうだな」

you「え、え?」

まだ頭には?まみれだけど、ぐぅひょんとててひょんに手を引かれダイニングの椅子に着席した。

ヒョン達がくれる食べ物を黙々と食べ、お腹がいっぱいになると

ぐぅひょんに連れられてお風呂に入った。

パジャマはちみひょんのを借りて、パンツはユンギヒョンの

ぐぅひょんに手を引かれリビングに行くとドライヤーを持ったユンギヒョンが

ヒョンの前に座らさせられると後ろからブオーと音が聞こえた。

目の前にはホソギヒョンとててひょんが座り、僕の顔のスキンケアを始めた。

とりあえずされるがままにしているといつの間にか終わり。

お礼を言うとすぐに移動させられ、僕はソファに座るナムジュニヒョンの膝の上に

座るとすぐにジニヒョンが蜂蜜入りのホットミルクを渡してくれた。

ふーふーしながら飲むと、それは凄く優しくて懐かしくて暖かい味がした。

僕の目から涙が落ちた。

止まらなくて、必死に拭ったけどちみひょんが僕の手を掴んだ。

jm「そんなにゴシゴシしたら赤くなっちゃうよ笑」