さようなら２ (ページ5)

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SC「そうか事情は分かった。怒って悪かった。」

you「…?はい。僕お風呂入ってきても大丈夫ですか?」

SC「ああ」

you「じゃあ行ってきます。お先にいただきます。」

僕のタンスからもこもこのパジャマと下着を取り出してお風呂に向かった。

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SG side

ヒョン達は盛大に落ち込んでいる。

そりゃそうだ自分たちだけに懐いていていつもヒョン、ヒョンって言って僕たちの後ろをついて回っていたあのあおが今日初めて会ったという外部のお兄さん?お姉さん?に懐いて目を輝かせているからだ。

僕も正直ショックだし、隣に座っているチャニなんて床に頭を付けて落ち込んでいる。

ジフニヒョンなんて曲作りを断られてもう意気消沈だ。
まあ確かにあおが曲作るってなったら一番に自分を頼ると思っていただろうから仕方ない。

僕の相棒は何故か少し諦めたような顔をしている。

そんな中あのヒョンだけは何か言っている。

HS「ジフナは曲作り断られてたけど、俺は振りつけ作りで頼られるかも!」

WZ「何言ってんだお前。」

ジフニヒョンお怒りモードです。

MG「でも確かにあおはソロデビューだけど一応アイドルとしてデビューするんだし、ダンスはするかもね!」

あ～ぁ、ミンギュヒョン地雷踏み抜いたな。

WZ「あ?」

ジフニヒョン鬼みたいな顔してるよ。

MG「ごめんなさい。」

“ふふふ～ん”

お風呂場の方から音が聞こえた気がした。

SG「しっ!皆静かに!!」

HS「なんだよ。」

SG「なんかお風呂場の方から音がする。」

あおのいる方から音がすると言えば皆すぐに黙った。
よく耳を澄ましていると聞こえてきたのは鼻歌の様だ。

あおの綺麗な声は鼻歌でも良く分かる。

WZ「聞いたことない曲だな。スングァナお前聞いたことあるか?」

SG「いや、聞いたことないです。」

WZ「あいつのデビュー曲か?」

SG「そうかもしれないですね。」

ジフニヒョンは僕がアイドル好きだから聞いてきたみたいだが、僕も聞いたことのない曲だった。

WZ「もう曲ができてるなんて…、今日初めて顔合わせしたって言ってたよな?」

SG「はい、そう言ってました。」

WZ「異様に早いな。」

僕たちがこんな話をしている中、他のメンバーたちはあおの鼻歌にうっとりしていた。