さようなら２ (ページ37)

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同じような日々が続き、練習生の皆さんとちょっとずつ打ち解けてきた頃

僕はそこから離れて一人のレッスンに切り替わった。

ヒョン達のレコーディングにも参加させていただいて、やっぱり本物は違うなと感じた。

ハオヒョンとは連絡を続けており、今日あったことを報告するのを続けている。

会えてないけどヒョンは優しくていつも僕の心配をしてくれる。
ヒョンもデビューの準備で大変なはずなのに

MH『ご飯食べた?』
MH『もう暗いから気を付けて帰るんだよ』
MH『ちゃんと髪乾かしてから寝るんだよ』

ってお母さんみたいですごく嬉しい。

デビューに向けて僕の方も動き始めた。
レコーディングはユンギヒョンに入ってもらって僕とユンギヒョン両者が気が済むまで取り直した。
何故かぐぅひょんとそっちにひょんが見学に来て

jn「まだ～長いよ～」
jk「長すぎるよ～」

ブーブー言ってユンギヒョンに怒られてた。

ＭＶ撮影ではヒョン達全員来て、見学したからすごく緊張した。
撮影中ヒョン達が野次を飛ばすのが恥ずかしくて、何度か照れてしまった。

ヒョン達と一緒に来ていたBTSのマネージャーさんはなんか疲れてた。

BTSmg「本当にあいつら…」

mg「すごいな、スケジュールどうやって調節したんだ??」

BTSmg「はぁ…、あいつら勝手にスケジュール空けやがった」

mg「えっ⁉どうやって?」

BTSmg「各所に連絡して日程早めたり、遅らせたり。気づいたらスケジュール空いてたよ。」

mg「普通出来る事じゃないだろ。」

BTSmg「そうなんだよ。簡単にできる事じゃないのに、なぜか空いてたんだよな…」

mg「すげぇな」

BTSmg「多分あいつら蒼の最初の撮影見に行けなかったから…」

mg「やべぇな笑」

SF「休憩でーす。差し入れのコーヒーとおやつあるので食べてください。」

スタッフさんの声が聞こえ一旦撮影が休憩となった。

差し入れに真っ先に飛びついたぐぅひょんを可愛いなと眺めていると

yg「蒼、早く来ないとあいつらに全部食べられるぞ」
jn「そうだよ。蒼の撮影なのに…ww」

you「はい、今行きます」

jh「はい、蒼」

そう言ってホソギヒョンに渡されたのは…

僕の苦手なアイスのカフェラテ

うわっと思ったけどせっかくヒョンがくれたからと受け取ろうとすると

yg「ホソク、それ俺にくれ。蒼はこっちな」

とユンギヒョンが僕にオレンジジュースを渡してくれた。