さようなら２ (ページ35)

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本当は先に衣装に着替えると思っていた僕は完成されたメイクに驚きが止まらなかった。

今日は何回か衣装チェンジをするんだって

メイクも少しずつ変えるらしくて今が一番薄いらしい。

スタイリストさんが持ってきた衣装はモノトーンでかっこいい感じ。

僕に似合うか不安だったけど

ヒョヌヒョンがかっこいいから安心しろって言ってくれたから

多分大丈夫!!

スタジオに呼ばれ行くと、昨日のカメラマンさんがいた。

you「昨日はありがとうございました。

今日もよろしくお願いします。」

CM「うん!いいね、よろしく」

撮影が始まり、僕は大丈夫か凄く不安だったけどその不安は杞憂に終わった。

とても楽しくてあっという間に、衣装チェンジ・休憩になった。

ヒョヌヒョンが上手だって褒めてくれて嬉しかった。

休憩中も宿題をしていると

MK「え、この計算しきって中学校のよね?」
ST「本当だ!どうして蒼君中学の勉強なんてしてるの?」

you「僕中学生ですよ?」

そう言うと皆慌て始めた。

どうやら、見た目が幼いだけで高校生だと思われていた様だ。

誤解が解けたようで何故か凄く甘やかされ始めた。

そんなこんなしているうちに撮影が再開されるようでスタジオに戻ると

さっきは緊張してあまり見れていなかったがセットが変わっていた。

2着目の衣装はオールブラックの中に爽やかな青色が挿し色で所々入った感じで

それに合わせた感じのセットになっていた。

次も凄く楽しかった。

3着目と4着目はさっきよりはカラフルで可愛い衣装だった。

撮影が終わると僕はメイクを落とし、着替えて

スタッフさん達に挨拶周りをして撮影所を後にした。

15時頃に事務所に着いて、今日はレッスンだ。

歌とダンスのレッスンを行う。

初めは歌のレッスン、大体3時間程度先生と行い。

ダンスの先生はまだ来ていなかったので、学校終わりの練習生の方たちと一緒にアップした。

練習生の方たちは初めて見たやつが練習室でアップしているのを不思議に感じているのか視線がビシビシ伝わってくる。

yj「あお、お疲れ」

you「あ、ヒョンお疲れ様です」

yj「おにぎり美味しかった、ありがとう」

ヨンジュニヒョンと話す僕にもっと視線が集まった。