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SC side
打ち合わせが終わり、各自自主練を行う様子だ。
自主練前に皆それぞれ蒼からの連絡を確認している。
僕も一緒に蒼からの連絡を確認するが、誰もまだ返ってきていない様だ。
JH「誰か蒼から連絡来た〜?」
MG「まだです〜」
HS「俺もないです」
SG「まだ既読もついていない」
VN「忙しいんじゃない?」
DN「昨日のヒョンと会うって言ってたみたいですしね、ジュニヒョン?」
JN「うん、そうみたい。なんか寂しいね」
WZ「確かにな。ずっと俺らの後ろについて回ってたのにな」
WN「ヒョン離れってやつか。」
DK「そんな〜!」
皆が蒼のヒョン離れに嘆いている中、ミョンホはぼーっとしている。
さっきから異様に静かすぎる隣のジョシュアを見ると…
SC「えっ!シュアどうした⁉」
俺は驚いてしまった。
シュアは声も出さず静かに泣いていた。
SVT—SC/MH/JS「え!?」
SC「何があったんだ?どうした?」
JH「大丈夫か?シュア」
DK「シュアヒョン、どうして泣いているの?」
泣いているシュアを見て皆心配して駆け寄ってきた。
皆が心配するがシュアは泣き止まない。
そんな中ミョンホが
MH「シュアヒョン、気が付いた?」
と話しかけてきた。
何の話をしているのか誰も分からず頭の上に?マークを浮かべた。
JS「……うん、やっぱりミョンホは気が付いてたんだね。」
MH「うん。朝の蒼の様子を見て確信したよ。」
JS「そっか。」
MH「ヒョンも気が付いていたでしょ。でも見ない振りした。」
JS「…そうだね。もしかして……ミョンホ連絡返ってきたの?」
MH「うん」
SVT—MH/JS「えっ!!」
MH「でももう遅いよ。蒼はもう帰ってこないと思う。」
SC「どういう事だ⁉」
JH「ジス!ミョンホ!」
WZ「説明しろ!」
MG「蒼が帰ってこないってどういう事?」
DN「ヒョン!どういう事ですか⁉」
JN「ミョンホ、蒼から返信来てるってどういう事?」
HS「確かに!すぐ見せろ⁉」
MH「見せてもいいけど、もう無理だと思うよ。……はい。」
ミョンホが出した携帯をハニが奪って皆で覗き込んだ。
そこには蒼との朝からの連絡の様子があり、最後は
you『今から新曲の打ち合わせ行ってきます。』
you『終わったら連絡するね。』
MH『分かった。楽しんでおいで』
you『いま休憩中だよ』
となっていた。
SC「どうして言わなかった?」
MH「蒼はもう覚悟決めたみたいだから」
JH「なんの覚悟だ?」
MH「それは分からないけど、SEVENTEENには…あの宿舎にはもう帰ってこないと思う。」
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作者名：傘 | 作成日時：2023年1月22日 14時
