〇配信者ちゃんとショッピング ページ33
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「うわ、これ可愛い！ちょっと買ってくるね！」
完全にましろさんのペースに飲まれた私と明。
ノリノリだった明もすっかり私と同じペースだ。あの人体力ありすぎ、と隣から声が聞こえた。
「…今日雑貨見に来たんだよね？」
「うん、そうだけど…こんなファンシーゆめかわな所じゃなくて、普通に和風のやつ…」
目の前に広がる女子力の権化のようなファンシーショップに目が眩む。まぶしい。
ましろさんはルンルン気分で店を出てくると、ハッとした顔でこちらに駆け寄ってくる。そして、ばちん！と派手な音を立てて手を合わせた。
「ごめんね、すっかりあたしの買い物にしちゃって…時間とか大丈夫？ほんとごめん…」
しっぽと耳が垂れた犬のようにしゅんとしながら謝ってくるましろさん。こういう所は割と常識持ちなんだなぁ。
明はあっけらかんとして、大丈夫ですよ、と微笑んだ。
「んじゃ、楓、ましろさん、行きましょ！」
連れてこられたのは和風な雑貨ショップ。
さっきのファンシーショップとは全然違い、雅で落ち着いた雰囲気の店だ。照明もぼんやりと光っていて、奥では茶道体験をやっているらしく、抹茶の香り。柔らかい雰囲気で落ち着く。
ましろさんはおー！と目を輝かせている。
「じゃあちょっと物買ってくる。楓とましろさんは自由にしててくださっていてかまいません！では！」
明はそういうと、店の奥の方、茶碗などが置いてあるコーナーへ入っていった。ましろさんは新鮮なのか、店内をじっくり見回っている。私も気になるし入ってみよう。
いろいろなものが置いてある。雑貨屋なので当たり前だが。
和柄の巾着や小物入れ、眼鏡ケース、綺麗な茶碗や急須…どれも目を引く。
ふと目についた、ウサギと月模様が印象的なペアカップ…これいいな、後でましろさんにプレゼントしてやろう。
我ながら不思議な思考だなと思う。かなりましろさんに絆されているのかも。
これ可愛い、と金魚鉢を手に取っていたましろさんをしり目に、ペアカップの会計を済ませた。
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優夜@skpr/Bsc(プロフ) - 零麗さん» 名前は大丈夫ですよ！書いてくださり有難うございます！ (2021年10月9日 1時) (
レス) @page21 id: 78f7faa116 (このIDを非表示/違反報告)
零麗(プロフ) - 優夜@skpr/Bscさん» わわ、素敵なシュチュエーションありがとうございます…！書かせていただきます！また、大好きとお言葉を頂けて嬉しい限りです！これからも頑張っていくので、よろしくお願いします…！！ (2021年10月8日 7時) (レス) id: 85454a74f4 (このIDを非表示/違反報告)
優夜@skpr/Bsc(プロフ) - 配信者ちゃんが風邪引くシチュとか、親友と配信者ちゃんがばったり会うシチュはどうですか…？楓が「あれ、配信者ちゃん来てない。珍し」って心配するとか…。あ、すみません、この作品大好きです、頑張ってください！ (2021年10月7日 22時) (レス) @page19 id: 78f7faa116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零麗 | 作成日時：2021年9月18日 17時
